12年間不当に拘禁された北京の学習者が再び連行
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 【明慧日本2017年3月21日】今年2月16日、北京市昌平区法輪功学習者・李財華さん(52)は昌平流村留置場の警官に自宅から不当に連行された。

 昨年10月20日、李さんは法輪功の真相資料を配った際、昌平区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に昌平区留置場に連行され、拘禁の条件を満たさないために保釈されて家に戻されたが、結局、再度連行された。

 李さんは北京市昌平区南邵鎮の農民で、法輪功をする前は多くの病を患い、足の痛み、胃の痛みに悩まされ、特に喘息が酷く長年治療を受けていたが治らず、病弱なことで村中に知られていた。李さんの妻は身体が不自由なため働けず、収入はわずかしかなく、病気があっても治療費が足りず、病が重くなる一方だった。

 李さんは病で最も困っていた時に知り合いから法輪功を勧められた。法輪功は病気治療と健康保持にとても良い効果がると聞いたので、すぐに『轉法輪』を読み始め、「真・善・忍」の法理に心が打たれたので修煉をはじめた。

 李さんは修煉してから「真・善・忍」の法理に従って自分を律し、他人には優しく接し、いつも人を思いやり、自分の心を修め、自分の不足を探し、人と喧嘩せず、闘わず、トラブルに遭った時はいつも内へ向けて不足を探していた。だんだんと隣近所の人たちや夫婦の間も仲良くしていたので、娘も親孝行者になった。李さんは健康になり、道徳レベルが高くなった。

 しかし、17年間、李さんは自分の信仰を貫くため、何度も拘禁され、労働教養を強いられ、懲役刑に処せられるなどし、合わせて計12年5カ月あまりの間、不当な迫害を受け続けた。

 江沢民集団が法輪功への迫害をはじめてから、李さんは法輪功学習者の一員であり、法輪功は人々が良い人になるように教えており、人々に有益なものであることを社会に伝えるべきだと思い、2000年7月20日、李さんは法輪功の真相を人々に伝えて警官に連行され、2回不当に労働教養処分を科された。1回目は1年、2回目は2年半だった。

 その後、李さんは法輪功の真相チラシを貼ったため、2回刑務所で服役させられた。1回目は懲役3年、2回目は懲役5年の間服役した。その上、不当に延長された刑期を含めると、合わせて12年5カ月の間迫害を受けた。

 労働教養所の中で服役中、李さんは心身ともに酷く痛めつけられ、拷問されて、深刻なダメージを受けた。毎日独房に入れられ、拷問用の特製の小さな腰掛けにじっと座らされ、ちょっとでも身体を動かすと罵られ、殴られて、非人道的な虐待を受け続けていた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/22/343402.html)
 
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