瀋陽東陵刑務所で、複数の法輪功学習者が酷く迫害される
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 【明慧日本2017年1月24日】遼寧省本渓市の法輪功学習者・靳(ジン)軍波さんは、瀋陽東陵刑務所で酷く迫害され、危篤状態になり、現在病院で緊急措置を受けているという。靳さんは半身不随になり動けなくなったものの、正常な治療を受けられず、さらに終日監視されている。

 靳軍波さん(56歳男性)は本渓鋼鉄会社の職員で、2014年2月、法輪功が迫害された真相ポスターを貼っていた際、警官に不当に連行され、第一審で懲役12年、第二審で懲役9年半の判決を言い渡された。現在瀋陽東陵刑務所で拘禁され、迫害されて危篤状態に陷り、瀋陽739病院(公安局所属病院)に搬送され、既に半月以上にわたり食事が摂れず、脳出血、胃からの出血などの症状が現れている。東陵刑務所側は「2、3万元を支払うなら医療仮釈放にする」と脅し、靳さんの姉に伝えたという。

 大連の法輪功学習者・裵振波さんは、2014年瀋陽東陵刑務所に入れられ、八監区である警官に酷く迫害され、血圧が240mmHgに上がったこともあり、180mmHgの血圧は日常茶飯事で、それにも関わらず、毎日14時間以上の労働を強要されている。昨年12月5日に、労働中突然倒れ意識不明になった。

 本渓市の法輪功学習者・張玉楊さんは、2014年瀋陽東陵刑務所に入れられ、酷く迫害されて数カ月の間血便が止まらず、今も血便がしばしば出ている。昨年4月、張さんは釈放されるべきところだったが、刑務所側は承諾を守らず、未だに張さんを拘禁し、毎日14時間以上労働をさせている。

 瀋陽東陵刑務所では現在120人もの法輪功学習者が拘禁されている。新しく入所した学習所者は精神的にも、肉体的にも酷い迫害を受け、睡眠の剥奪をされ、電気棒での電撃ショックを受け、殴打され、尿をかけられるなどの非常に辛い拷問に遭っている。海城市の法輪功学習者・韓宝来さんも、最近、酷く迫害されているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/18/341015.html)
 
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