【明慧日本2017年4月21日】(ハンブルク=明慧記者・雪莉)ドイツ・ハンブルクの法輪功学習者は4月8日、市の中心部で中国共産党による法輪功学習者の生体から臓器を強奪している行為を、民衆に伝える活動を行った。厳冬が過ぎ春を迎えた週末の街は行き交う人でにぎわい、法輪功の鮮やかな横断幕や展示パネルが人々の目に飛び込んでいた。
中国共産党の犯罪を伝える学習者 |
50歳代のドイツ人女性は展示ブースを訪れ、「あなたたちのやっていることはとても素晴らしいです」と話した。「わたしたちはいずれこの世を去らなければなりません。ですから真実を語りましょう、恐れることはありません」と話した。学習者が警察官に拷問される状況下で、依然として警察官に真相を伝え、善を勧めていると聞いて、涙を流し、「私は本当に内心から中国共産党が法輪功への迫害を止めてほしい、このすべては即時に制止されるべきです」と話し、生体臓器狩り制止を呼びかける署名を行い、学習者と握手して別れを告げた。
娘さんと訪れた中年女性は横断幕を読み、半信半疑の様子で、「これは本当ではないでしょう?」と、学習者に聞いた。学習者は臓器狩りに加担した医師の証言と、カナダの前アジア太平洋局長のデービッド・キルガー氏と、国際人権弁護士のデービッド・マタス氏の調査で50以上の証拠があり、学習者の生体から臓器を収奪していることは事実だというと、非常に驚き、これに関する資料やDVDを手にした。
学習者の伝える真相を聞く民衆 |
迫害反対の署名をする民衆 |
イリナさんは30歳代前半の知性ある女性で1年前に映画館の前で中共による生体臓器狩りの展示パネルを見たことがあるという。当日は友人と通りかかり、何も言わずに署名した。
アメリさんはアムネスティインターナショナルのメンバーで、1週間前に別の場所で煉功している学習者と交流したという。当日は偶然に通りかかり、自ら署名した。
ムスタファさん とジャスミンさんはトルコ からやってきた。2人は横断幕を見て、片方は穏やかな表情で座禅している写真があり、片方は悲惨な拷問の写真をみて理解できなかったようで、「座禅と迫害がどのような関係がありますか?」と聞いた。学習者は、「法輪功は心性と命を修める功法であり、中国共産党は恐れと嫉妬から今日まで迫害しています。共産党独裁政権は『偽・悪・闘』を唱えているため、法輪功の『真・善・忍』を容認できません」と話すと、2人ははっと悟り署名した。
エバさんとリゲンさんはハンブルク生まれの60歳代の女性である。エバさんは横断幕に釘づけになり「悪魔しかこのような事はできません」と話した。彼女は初めて生体臓器狩りのことを聞いたという。友人のリゲンさんは中国へ旅行に行ったことがあり、学習者が真相を伝えることを称賛し、「必ずこの迫害を制止し、すべての人が手助けするべきで、自分のできることでいいのです」と話した。
午後6時に活動は終了し、英語、ドイツ語の資料のほかに、アラブ語、ギリシア語、ペルシア語の資料を求める民衆もいた。民衆は法輪功の活動を支持し、来週の土曜日にも来てほしいと言った。