新しい学習者 「時間を切り詰めて精進し、着実に修める」
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年4月26日】私は法輪大法の新しい学習者です。法を学んだり、煉功したりしていますが、真相を伝えたことはまだありません。そして、真相伝えや、その理由を正しく認識しておらず、ただ、そうしなければ圓満成就が出来ないと理解して、プレッシャーを感じていました。夫は昨年から出かけて真相を伝えようと私に言いましたが、私は無理にしないほうがいい、自然に任せたほうがいいと遠まわしに断りました。今から考えれば、それは自分の恐れる心を隠すための口実でした。

 今年3月、同修達が木に真相を伝える掛け物を掛けているのを見ました。そこで、私は夫と一緒に材料や器具を買って来て、真相を伝える掛け物を作り、人の出入りの多いバス停などに掛けようと考えました。私達はこの辺に引っ越してきてまだ日が浅く、周りの環境もあまり詳しくないため、事前に下見をすることに決めました。その日、前に歩いて行くうちに、私は次第に苛立ってきて、夫の提案にこれもだめ、あれも駄目だと反対し、心の中が乱れました。家に帰る時、道端に新しく立てられた公告板に「観光モデル地域につき、各種のチラシや広告は厳禁」と書かれているのを見て、「ほら、見て、見て、私達が掛けてもすぐ撤去されるのよ。掛けても無駄じゃないの」と夫に言いました。それを聞いた夫もためらいました。自分の考えが間違ったとすぐ分かりました。

 夜、発正念をしてから、私は大法の書籍が入っている本棚の前に立って、突然泣き崩れました。私ははじめて自分の恐れる心がこれほど強いと気づきました。明慧ネットで同修が迫害を受けたニュースを読んだだけですごく怖くなりました。その恐れる心、執着心を必死に隠そうと、夫にばれないように、完璧な自分を演じようとしました。私は自分の行動をこの上なく恥ずかしく思い、激しく反省しました。夜、予定通り夫と掛け物を掛けに出かけました。私は発正念をしながら歩き、夫は私を見て「はじめてこのような事をするから、とても緊張しているでしょう」と気にかけてくれました。確かに、このようなことを今までやったこともなければ、考えたこともありませんでした。話している間に、夜に巡回しているパトカーが通り過ぎましたが、何ごとも起きませんでした。師父のご加護に感謝します。

 その後、数人の人に面と向かって真相を伝え、三退を勧めました。1人は怖くて逃げてしまい、他の人は「あなたが言っていることに同感するが、しかし、自分をネットに晒したくない、別名を使っても駄目だ」と断られました。はやり自分は力不足だと思いました。同時に中国共産党が邪悪過ぎて、すべての人の心に恐怖の影を落としていることを改めて認識させられました。

 家に帰って法を学ぶ時、いままで、本を読んでいてもすべて自分の観念に沿って読んでいるに過ぎないと気付き、驚きました。今、真剣に法を学んでみれば、自分はまだまだ駄目だと分かりました。以前、師父のお写真を見る勇気がなく、自分にはよくない考え方があったため、一度師父はとても厳しい目つきで私を見つめられました。今、師父は私に微笑んでおられ、ホッとしました。

 昨日浴室での床にシミが目立っているのを見ました。この前、何度も夫に掃除するようと頼みましたが、やってくれませんでした。やはり自分で掃除しようと思い、雑巾で拭いて見たら、すぐにきれいに取れました。私は突然「自分の問題は自分で解決しなければならない、自分の心に妨害されてはいけない、依頼心を持ってはいけない」と悟りました。師父のご啓発に感謝します。

 私は2015年に大法に触れ始め、2017年にようやく真に修煉をはじめました。私を見捨てることなく見守ってくださり、啓発してくださる師父に感謝します。法を得たのは遅かったのですが、遅くはありません。私は必ず時間を大切にして精進し、着実に修め、自分を清らかにし、師父について家に帰ります。

 師父に感謝します! 同修に感謝します!
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/17/345762.html)
 
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