【明慧日本2017年5月3日】(ロンドン=明慧記者・唐秀明)18年前の「4.25」は法輪功学習者が中国政府に平和的に陳情した日である。イギリスの法輪功学習者がこの日を記念して4月22日、ロンドンの中心部で集会を行い、その後、パレードや真相を伝える活動を行った。ロンドン市民に法輪功の素晴らしさを現し、学習者が迫害の元凶である江沢民を告発することを声援し、国際社会と手を取り合ってこの迫害を制止するように強く呼びかけた。
中国駐ロンドン大使館の前で、迫害の停止を呼びかける学習者 |
ロンドン市中心部で迫害反対のパレードを行う学習者 |
ロンドンの中華街を二度回り、迫害反対を訴える |
パレードの終了後、セント・マーティン広場で迫害反対の署名活動を行う学習者 |
ロンドンの中華街で法輪功の真相を伝え、署名活動を行う学習者 |
大英博物館の前で真相を伝え、資料を配布し、署名活動を行う学習者 |
中国大使館の前では、英国の法輪功学習者が15年間休むことなく署名できるように設置された場所があり、ここは毎日24時間平和的に請願することができる。学習者はここで記者会見を開いた後、ロンドンの中華街を二度回るパレードをスタートさせた。そしてセント・マーティン広場、ロンドンの中華街、ピカデリー・サーカス広場、大英博物館、著名な観光スポットの4カ所でそれぞれ真相を伝え、迫害に反対する署名活動を行った。そして学習者の平和的なエネルギーをロンドン全域に届けた。世界各地から訪れた民衆は学習者の活動を支持し、迫害に反対する署名活動を行い、一部の市民は法輪功に興味を持ちはじめた。そして学習者が長期にわたって真相を伝えていることに対して、多くの市民が感心し、学習者から発せられた平和的なエネルギーに対して感謝した。
中国駐ロンドン大使館の前で集会を開き、迫害の即時停止を呼びかける
午前11時、学習者が中国駐ロンドン大使館の前で記者会見を開き、「4.25」を記念する1日の活動をスタートさせた。活動に参加した学習者の中に中国で残酷な迫害を受けたことのある学習者が多くいて、家族や友人が修煉を堅持するために同様な迫害を受けている学習者もいた。その中の陳さんは姉が2年前に強制連行され、不当に懲役4年に処され、目下、広州女子刑務所に収容されているという。王さんは法輪功を修煉して20年が経ち、母親の孟秀娥さんは去年の10月に不当に連行され、未だに遼寧省撫順留置場に拘禁されているという。ロンドン住民のエミーさんの父親の于宗海さんは、15年間にわたり中国で刑務所に入れられて迫害され続けているという。スコットランド在住の宇さんは自分自身が5年間刑務所に収監されて残酷な迫害を受けたという。
英国法輪大法学会の責任者の劉博士は、「18年前、1万人以上の法輪功学習者が陳情しました。法輪功学習者の大いになる善、大いなる忍、および信仰と正義を守る精神と勇気が世界中に知れ渡りました。本日、英国の法輪功学習者はここで、「4.25」平和的に迫害に反対する精神にのっとり、中国共産党に対して長きにわたり18年間の迫害の即時停止を求めます」と話した。
欧州法輪功友の会(European Friends of Falun Gong)副主席のJ.ディーさんは支持を表明し、「我々は世界の善良な人々に(法輪功に対する)迫害の終結の手助けになるように呼びかけます。我々は迫害の即時停止を求め、中華民族の偉大なる歴史と伝統を復興させましょう」と呼びかけた。
18年前、北京への陳情に参加した英国籍の謝衛国さんは、再度法輪功学習者の正義ある訴求を表し、国際社会に正義ある支持を呼びかけた。同時に迫害で死亡した精華大学の高春满さん、袁江さんなどの同修に哀悼の意を表した。また、世間に正義や公道を戻される日がそんなに遠くなく、法輪功への迫害に参加した悪人たちは逃げる場所がすでになくなっているという。
現在ケンブリッジに在住の周さんは、当時の1万人の陳情に参加した1人である。彼女は「平和的に陳情したのは、法輪功を合法的に修煉できる環境を求めるためです。しかし江沢民を首謀者とする集団が事実を顧みず、自らの実力をも顧みないで、宇宙に反し、人類に反し、非人間的で血まみれの弾圧を始めました。本日ここで、自由社会の政府や善良な民衆に法輪功の真相を知っていただき、邪悪を認識し、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ということを知っていただき、自分の正義と良知をもって自分の未来のために素晴らしい選択をされることを希望します」と話した。
民衆は学習者の絶えることなく、長期にわたる真相伝えに感謝する
デンマークからの留学生のカミラさんは、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院で勉学中で、彼女は中国語が話せるので、自転車で通りかった際、法輪功学習者の集会に惹きつけられた。彼女は法輪功のことを知っていると言い、このような集会方式で法輪功の迫害を暴露するのはとてもよく、西洋社会に真相を伝えるのはとても必要だという。学習者が24時間15年にわたり中国大使館の前で法輪功への迫害を平和的に抗議し続けていることを聞いたカミラさんはとても感動し、もっと多くの人に法輪功の真相を知ってもらうために手助けしたいという。彼女は「中国共産党の法輪功に対する迫害はとてもまずいことです」、「私は中国に3カ月ほど住んだことがありましたが、中国人は法輪功のことを口にする人がいなく、彼らは(中国共産党を)恐れていました」、「英国の学生は法輪功を聞いたことがあると思いますが、彼らは法輪功とは何か、中国共産党が何をしたのかを知っていません」、「新聞には法輪功の報道が少なく、ですから西洋人が法輪功の真相を知らないのです」、「私が思うには皆で法輪功のことを話し合うのは重要であり、私は必ず学生に法輪功のことを伝え、皆で話し合うことを提案します」、「知識は力になります」、「もしマスメディアや政府が(中国共産党の法輪功に対する迫害に反対)何もしなければ、国民の皆さんのぞれぞれが行動をとるべきです」と話した。
デンマークからの留学生のカミラさん |
ジーンさんとご主人のピーターさんはウェールズからロンドンに戻ったばかりで、90年代に夫婦は法輪功のことを聞いたことがあった。しかしウェールズに引っ越して十数年来法輪功についての情報を聞いたことがないという。中華街で法輪功のパレードと出会い、初めて中国共産党が18年間にわたり法輪功を迫害していることを知り、しかも学習者の生体から臓器を強奪している事実を知ったという。彼女は真相資料を見ながら、「(中国共産党が)法輪功学習者の生体から臓器狩りをしているなんて、とても驚きました!」、「私は、心が彼ら(法輪功学習者)と一体となっていることを感じ、私には何ができるのか? 私は彼らのために祈りましょう」、「先ほど、パレードの隊列を見て、白衣を着た女性たちが遺影を手にしているのをみたて、涙が出そうになりました」、「私はただ彼らに理解し敬意を表していることを伝えました」と話した。
ジーンさんとご主人のピーターさん |
ボールドウィン君とウォリ君はアイスランドの高校生である。2人は旅行のためロンドンを訪れ、初めて法輪功の真相を聞いたという。2人が法輪功の真相を伝える展示パネルを長時間かけて読み続け、写真を撮った。2人はとても正義感が強く、中国共産党の法輪功に対する迫害に反対し、学習者の生体から臓器を摘出されていることをアイスランドに戻って多くの人に伝え、今日撮った写真をコミュニティネットに掲載するという。2人は学習者が理性をもって平和的に真相を伝えるやり方を称賛した。2人は「中国共産党の『人権を蹂躙し、人道に反する』やり方は非常によくないし、非常にまずいです。その上ばかげていて、このようなことが発生したのはとても悲しく思います」、「真相を伝えるのは非常に重要で、世界の人々がこのことを知るべきで、多ければ多いほど良いと思います」、「中国共産党政権は国民の信仰の自由を蹂躙し、彼らと違う思想を持つ人民を許さず、人権を侵害する行為について、一人一人が厳粛に対処すべきです。発生した場所と関係なく、皆さんが見て見ぬふりしてはいけません」、「(あなた方が)平和的な方式で問題を処理するのは、これこそが進む道であり、平和なやり方の方式でメッセージを伝え続け、感心を持ってもらうことです」と話した。
アイスランドから訪れた高校生のボールドウィン君とウォリ君 |
リージェンツ通りを通り過ぎたパレードの隊列、バスを待っていたムナさんは、ロンドンのあるソフトウェア会社に勤務している。後から資料を配っていた学習者に「私はとても驚いています。このようなことが発生しているなんて! 必ず多くの人にこのことを知ってもらわなければなりません。今日、真相を教えてくれてどうもありがとう」と話した。
民衆が法輪功の隊列が発している平和的なエネルギーに賛嘆する
座禅をすることが好きなキャロルさん |
キャロルさんはロンドンで特殊な学校を経営している。授業が始まる前に児童に座禅を教え、子供たちに愛と平和を教えている。彼女は信号待ちしている際に、愚然にも法輪功の隊列と出会い、特殊なエネルギー場を感じ、それは非常に穏やかな感じがしたという。彼女は「あなたたちは街を歩き、人々があなたたちを見ています。私は発見したのですが、ここの他の団体の抗議とは違い、非常に平和的です。もっと多くの人々にあなたたちのことを知ってもらうべきで、あなたたちは必ず歩み終え、正義は必ず勝ちます。あなたたちはきっと歩み終えます」と話した。
ロンドンに住む教師を定年退職したジョンソンさんは、聖マーティン広場で活動している法輪功と出会い、写真を撮り続けた。彼女は今ある撮影プロジェクトに参加し、ロンドンで発生している抗議活動を追っていたが、法輪功学習者たちの真相伝えは一般とは違うという。彼女は「法輪功の抗議は非常に平和的で、当年のガンジーのように平和的な方式で目的を実現させています」と話した。そして彼女は学習者の伝える真相を理解し、即時に迫害に反対し署名した。
真相を聞いた民衆、法輪功についてもっと知りたいという
背広姿のパリから来た商人は聖マーティン広場で法輪功の活動と出会った。彼は学習者が真剣に真相を伝える姿を見て、自ら真面目に学習者に真相を尋ねた。そして臓器強奪に反対する署名を行った彼は、さらに学習者に尋ねた。「このような平和的な功法が、なぜ迫害を受けなければならないのですか?」、「平和的な人たちに見えますが、なぜ非人道的な迫害を受けなければならないのですか?」そして彼は必ずネットで法輪功についてもっと勉強したいという。
署名をするパリからやって来たセールスマン |
当日、英国人女性のビーリさんがピカディリーサーカス広場を通りかかり、法輪功の活動に出会い臓器狩りの展示パネルに注目した。彼女は傍にいた学習者に中国共産党の法輪功学習者から大掛かりに臓器狩りをして暴利を得ている犯罪行為について説明してもらい、即時に署名したのである。
学習者に真相を説明してもらうビーリさん |
署名したビーリさんは法輪功とは何か、中国共産党がなぜ迫害するのかについて尋ねた。彼女は健康に自信がないので、法輪功の健康づくりの効能に興味を持ち、帰ったら資料を調べて、自分が試しに法輪功をやってみたいという。そして彼女は法輪功の活動の成功を祈り、学習者と握手して別れを告げた。