河南省南陽市の岳蘭香さん 秘密裏に4年の判決
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   【明慧日本201754日】河南省南陽市の法輪功学習者・岳蘭香さんは当地の裁判所に秘密裏に、懲役4年の実刑判決を言い渡され、5千元の罰金を科された。

415日、岳さんの家族は岳さんが病院で治療を受けているとの知らせを受けた。家族が病院に駆けつけたとき、手かせ足かせをつけられている岳さんの姿を見た。家族は岳さんがすでに不当に開廷され、実刑判決を下されたことを知らされた。しかも、416日は上訴の期限だった。

 岳さんと家族は急いで上訴した。

 岳さんは昨年919日午後、街で人々に法輪功が迫害されている事実を伝えるとき、政法委員会の高敏選にもそのことを伝えたが、高に通告され、棗林新区派出所の警官に連行されて南陽市留置場に送られた。

 留置場に拘禁された岳さんは法輪功の功法を練習したため、強制的に手かせ足かせを6日間つけられた。そのため、岳さんの体は腫れ上がり、低血圧の症状が現れた。岳さんは朝、南陽市鉄道病院に連れて行かれ、治療後、留置場に連れ戻された。病院で治療を受けているときも、岳さんは手かせ足かせをつけられたままだった。治療室の前には銃を持った警官が警備しており、見舞いを許さなかった。

 岳さんは行政拘留15日後、南陽市宛城区裁判所に不当に開廷をされた。政法委員会の高は証人として、出廷した。「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」という無実の罪を問われた岳さんは、懲役4年の実刑判決を宣告され、5千元の罰金を科された。『九評2冊、連名の手紙1通、DVD17枚、法輪功の守り札15個、法輪功の真相が書いてある紙幣3枚などを証拠として、岳さんは実刑判決を受けた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/20/345871.html)
 
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