文/スイスの法輪功学習者
【明慧日本2017年5月8日】スウェーデンの法輪功学習者は4月22日、首都ストックホルムに集まり、18年前の「4.25」に行われた平和的な陳情を記念して、一連の真相を伝える活動を行った。
スウェーデンの春は赤ちゃんの顔のように変わりやすく、昨日は温かくで花が咲き、今日は吹雪を交え、明日は太陽の光が輝いている。当日の天気は午前中とても寒く雪がちらつき、強い風が吹いた。学習者は吹雪の中、中国大使館の前で優美な煉功音楽に伴い、静功(座禅)をして、平和的に迫害を反対する信念と勇気を現した。同時に大使館員に向けて善を勧める手紙を読み上げ、良知を呼び覚まさせた。そして、往来する民衆に法輪功への迫害の真相を伝え、迫害を暴いた。
1999年4月25日、天津市で警察官に暴力を振るわれ不当に拘束された45人の学習者の釈放を求め、同時に法輪功の書籍を合法的に出版できるように、ならびに法輪功学習者たちが合法的に煉功できる環境を訴求するために、1万人を超える法輪功学習者が国務院陳情受付部署を訪ねた。これは中国共産党が法輪功に対する迫害が日増しに厳しさを増していく故に、やむを得ず合法的な手段を取り迫害の停止を呼びかける挙動である。当時、学習者が現した平和的で理性のある行動が世界中を震撼させた。
車道を行き交う車の中から学習者たちの活動場面を目にして、スピードを緩めては支持を表すために警笛を鳴らしたり、親指を立てて敬意を表し称賛する人や写真を撮る人達がいた。
中国領事館の前での活動が終わりを迎えるころ、2人の警察官が車で訪れ、礼儀正しく活動の許可書を確認しょうとした。話によると中国大使館から電話があり、活動が彼らの正常な仕事に影響を与えているという。2人の警察官は許可書を確認したあと友好的に、「素晴らしい、あなたたちがやっていることはとても素晴らしいです!」と話した。
午後1時、学習者はストックホルムの繁華街にあるミュントリエット広場に移動して、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功への迫害を停止せよ」の横断幕を掲げ、迫害の真相を伝えるパネルを広げ、情報を提供するテーブルを設置し、人々に法輪功とは何かを伝え、中国共産党の法輪功に対する迫害、および学習者の生体からの臓器狩りが行われている犯罪行為を暴いた。
クリスティーナさん、ピルヨさん、トビアスさんの3人は西洋人法輪功学習者である。3人は民衆に「4.25」の経緯と背景、および中国共産党による学習者の生体から臓器狩りが行われている犯罪行為を伝えた。多くの人たちが足を止め迫害されている法輪功の資料を読み、自らさらなる迫害状況を尋ねた。それらを理解した人々は法輪功に興味を持ち、その場ですぐ煉功を習う人たちもいた。
ガーバイラさんは迫害の真相説明を聞いたのち、迷うことなく署名した彼女は、「ここを通りかかり、(煉功している学習者を指さしながら)彼らの中に加わろうと思いました」
ピオフス夫妻は学習者が迫害されていることを知り、自ら署名を行い、今の時代に中国で依然として残酷なことが起きている事実は信じ難いといった。
マーティンさんは国際貨物郵送の仕事をしている。彼は「健康な人の身体から臓器を盗む行為は恐ろしすぎます。これは暴挙であります!」彼は煉功している学習者を指さしながら、憤りをもって「彼らはいかなる人にも危害を加えず、ただ煉功して善い人になるだけなのに、これ(臓器狩り)は人間性に符合していません。これらのことは発生すべきではなく、人類が行うことではありません。中国は世界の一部分に属し、国連のメンバーでもあります。かれら(中共)はこのようにしてはなりません!」と言った。
彼の奥さんは看護師であり、彼女は学習者の平和的な抗議に称賛した。「これは巨大なエネルギーを持つ抗議であり、尊厳があり、とても力量を持っています。本当に素晴らしい! 私たちは本当にこのこと(臓器狩り)を暴露する必要があり、それは信じ難いことですが、実存していることです」と話した。夫婦そろって署名を行い、身近な人にこのことを伝え、多くの人に学習者のこの正義ある行為を支持するよう訴えるという。