【明慧日本2017年6月9日】北京自動車研究所の元技術者の女性とその父は、中国共産党政権によって迫害されている、精神修養の法輪功を放棄することを拒否したため、2017年4月13日、連行された上に、引き続き拘留されたままである。
王彦彦さんと王風徳さんが信仰に対する攻撃対象とされたのは、これが初めてではない。父と娘2人は2005年に初めて連行され、拘留された。王さんと王さんの父が厳しい試練の道を歩む結果となった。その迫害を指示したのは、中国の元独裁者の江沢民である。王さんは2015年に江沢民に対し刑事告訴を起こした。
王さんの故郷の河南省太康県の警察と現在の居住地の北京順義県の警察は、江沢民に対する訴訟を撤回するように圧力をかけた。王さんがこれを拒否したので、それらの警察官らは王さんの勤める会社の社長にまで圧力をかけ始めた。2017年1月4日に王さんは辞職させられ、警察官は4月13日に北京の住宅に踏み込み、王さんとその父の身柄を拘束した。
王さんの弁護士は最近仁和派出所を訪れたが、警官の謝長傑は事件について弁護士と話すことを拒否した。弁護士は警察監督庁に電話をかけるしかないと思った。警官・孫奥のみが唯一弁護士と会うことを了承した。
2日後、王さんの弁護士は王さんの姉に同行して仁和派出所を訪れた。ショウ、と呼ばれる警官は王さんの姉を尋問した上、連行すると脅迫した。弁護士がその違法な行為に対して抗議したため、ようやくその警官はあきらめた。
王さんの姉は警察に行き、父と妹を返してくれるように強く迫った。なぜなら、信仰の自由と江沢民に対する処罰を求める憲法上の権利を行使することは、法律に何も違反していないからだ。
王さんは強度の近視だが、仁和拘留所の警備員は彼女に眼鏡の使用さえ許さなかった。