【明慧日本2017年6月11日】(ベルギー=明慧記者・容法)中国の李克強首相が5月31日から首脳会談のため欧州を訪問した。ベルギーとオランダの法輪功学習者は6月2日、会場の周辺で李首相に対して、法輪功への迫害の停止、迫害の元凶である江沢民を法の下で裁くよう求める活動を行った。学習者は欧州議会が中国共産党の生体臓器狩り制止を決議したと書かれた横断幕を掲げた。
学習者の平和的な活動は行き交う人々の注目の的となり、彼らはベルギー政府に中共の生体臓器狩り制止の呼びかけに署名した。
ブリュッセルテレビ局は学習者のニコさんを中心に法輪功の活動の一部始終を取材した。
欧州議会職員のデビッド・プリモさんは、学習者と歓談する中で、法輪功が受けている迫害の詳細を知り、特に中共が学習者の生体から臓器狩りをして莫大な利益を得ているという事実を聞いて、「目下、発生しているこれらのことに驚愕しています。中国政府は依然としてこの人(学習者)たちを捕まえ、この心身が健康になる功法の煉功を止めさせようとしています。私は政治に関しては何もできないのですが、1人の人間として本当に驚愕しました。あなたたちと連絡する方法がありますか? 私はこのことを政府部門に反映し、手助けをします」と話した。
ニコさんは関係する資料と連絡先を渡した。プリモさんは支持の意志を表明するために、ほかに何かお手伝いできる方法がないかを尋ねた。署名があると聞いて、彼は早速、ベルギー政府に中共の生体臓器狩りの制止を呼びかける署名をした。
モハマドさんは通りかかり、自ら活動の主旨を尋ねた。ニコさんは中国で発生している迫害の事実を伝えると、彼は驚いた表情で、「なぜ? 信じられません!」と話した。彼は煉功している学習者に指指しながら、「真・善・忍を信じるあなたたちは、皆が善い人です、本当に善い人です!」と話し、そして署名した。