【明慧日本2017年6月18日】広東省広州市の法輪功学習者・植育昇さんは、広州市消防工程工事現場で働いていたが、昨年11月15日、順徳(じゅんとく)区勒流鎮の警官により不当に連行された。その後、警官は植さんの案件を順徳区検察院に渡し、植さんに対して起訴することを企んだ。一家の大黒柱である植さんが拘禁されると、一家の生活が困窮に陥った。
植さんには4人の幼い子供がいて妻が子供の世話をしなければならず、外で働くことができなかった。植さんが連行されて家の経済的な支えがなくなり、父親不在で子供たちも落ち着かない様子で、長女(7)は期末テストが37点で不合格になった。
以前、植さんが家にいるとき、「真・善・忍」の教えに基づいて子供たちを教育し、子供の勉強も見ていて不合格などはなかった。父親が家にいないため、子供たちは外で遊んでばかりで家に帰りたがらない。今、期末時期で小学生の娘の学費と息子の幼稚園の費用を支払うようにと催促されたが、家にはお金がなくて子供たちが退学や退園に直面している。
娘の学費が4千元、息子の幼稚園の費用が2千500元で、前学期の学費は妻が友人から借りたお金で支払った。
植さんの両親は高齢の農民で健康状態も悪く、その上農民には年金がないため息子に頼るしかない状態である。
妻は一家7人の世話をしながら、何度も植さんが働いていた経営者に給料の支払いを求めたが、まだ、支払われていない。経済的な圧力と子供たちの教育問題を抱えた妻は、泣くしかない日々を送っている。
現在、植さんはすでに、6カ月間拘禁されてまだ解放されていない。家族たちは毎日、植さんの帰宅を待ち望んでいる。
植さんに迫害を加えることに参与した警官などの司法関係者は、「憲法」第37条、「刑法」第238条、397条、427条、「公務員法」第54条に違反しているため、責任を追及すべきである。