【明慧日本2017年6月30日】遼寧省撫順市の教師である法輪功学習者・李俊田さんは、今年5月23日9時過ぎ、勤務先の育才中学校で撫順国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により不当に連行された。当日10時過ぎ、李さんの妻・韓秀蓮さんも自宅から連行され、家財を押収された。
情報筋によると、韓さんは警官に髪の毛を引っ張られて5階から1階まで引きずられたため、髪の毛が大量に抜けた。撫順市新撫区公安支局で、韓さんは、自分が2009年に腸癌を患い、その後、転移して子宮頚癌を患ったが、法輪功を学んだおかげで不治の病は回復し、第二の人生を得られたのだと警官に伝えた。韓さんは当日の午後4時過ぎに解放されて帰宅した。
5月24日、韓さんは、夫・李さんが瀋陽和平区留置場に拘禁されたと警官から告知された。25日、韓さんは和平区支局へ行き、国保大隊の関係者を訪ねて李さんの解放を求めたが、拒絶された。
李さんは撫順市第32中学校の元教師で、中国共産党が法輪功を迫害した後、法輪功を放棄しなかったため、李さんは不当に労働教養を強いられた。出所後、撫順第32中学校は李さんに正常な授業を行なわせず、正職員としての資格を与えないで、昇給もせず、新人教師と同程度の給料しか支給しなかった。当時、李さんは結婚して間もない時期で、子供も幼かったのですが、前妻が離婚を要求したため、李さんは1人で息子を育て、苦難に満ちた生活を送っていた。その後、李さんは新撫区の英才教育を行う中学校に就職した。
その後、李さんは韓さんと知り合った。当時の韓さんは病気を患っていたため、落ち込んで自殺まで考えていたという。そんな時、韓さんは、李さんの紹介で法輪功に出会い、人生の本当の目的がわかり価値観も変わった。そして、癌が治った韓さんは、喜びに満ち溢れ、李さんと結婚した。
李さんは韓さんと結婚してようやく生活が安定した。しかし、現在、李さんは再び連行され、家族は再度引き裂かれてしまった。