【明慧日本2017年9月12日】中国重慶市渝北区の警官と住宅区の交番の警官らは今年9月5日、渝北区の女性法輪功学習者・高建華さんの自宅に押し入り、家宅捜索をし、数枚の真相DVD、購買したばかりのDVDのコピー機などの私有財産を押収した後、高さんを連行し、洗脳施設(思想改造施設)に入れた。
家族が交番に電話して確認したところ、高さんはすでに重慶両路のあるリゾートの「講習クラス」に送られ、家族を含めて人との面会が一切禁止されているという。また、中国共産党の第19回全国大会の開催が終了次第、解放されるといい、そこにはすでに大勢の人が拘禁されていると言った。
今年7月以来、高さんに対する住宅区の警官らによる嫌がらせが絶えなかった。8月の初めごろ、ある警官が高さんの娘夫婦、娘の夫の父に電話をかけ、「『十九大』まで、出かけないでくれ。さもないと、洗脳施設に送り、毎月もらっている年金を停止する」などと脅かした。家族は当局から巨大なプレッシャーを掛けられた。
高さんは江沢民告訴の件で、2015年9月21日に不当に連行され、家宅捜索を受けた。当日、警官らは高さんを連行した後、高さんに案内を強要し、家に戻らせてセキュリティのあるドアや、娘の部屋のドアを開けさせた。高さんは娘の部屋のドアのカギを開けることを拒否したが、警官は職人を呼んで来て、無理やりドアを壊した。法輪功のすべての書籍、迫害の真相資料、パソコン、携帯電話などの私有財産を押収し、高さんを黄泥磅派出所まで連行した。そして、指紋や、掌印、写真撮影、血液検査を強行された後、はじめて解放された。
江沢民告訴の件以来、高さんは常に嫌がらせを受け、監視の重要な対象者と見なされているという。
高さんの姉は法輪功を煉って健康を取り戻したため、自分も煉り始めた。暫く、自分を困らせていたいくつかの病気も治り、法輪大法の素晴らしさを実感した。高さんは大法の「真・善・忍」に従って自分を正し、道徳の高い人を目指している。だが、江沢民を告訴したために何度も迫害されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)