東北の古都に住む元気な老夫婦の物語
■ 印刷版
 

文╱中国の大法弟子

 明慧日本2017年10月25日】中国東北地方のある古都に優しい老夫婦が住んでいます。お爺さんは今年90才で、童顔で髪が黒く、目も耳もしっかりしていて、お婆さんは81才で、元気はつらつとして、足腰もとてもしっかりしています。

 2人とも法輪大法の修煉者です。毎日法を学び、煉功し、真相を伝え、人を救い、とても充実した生活を送っています。

 彼らの歩くスピードは速く、若者でも追いつきません。よく後ろから追いかけて、「お爺さん、お爺さんは本当に90才ですか?」と聞く人がいます。そうした時、お爺さんはいつもニコニコしながら、「そうですよ。法輪大法は私に健康な体を下さったのです」と言うと、お婆さんはうまくそのタイミングを見て、法輪功の真相を伝えるようにしています。

 9月26日の夜、老夫婦の家に特別な「客」がドアをノックしてやって来ました。管轄区域の派出所の警官でした。所長と巡査の2人は家に入って来るなり、怖い顔をして偉そうな態度で、「○○○は誰ですか?」と聞きました。お婆さんが「それは私ですが」と答えると、所長はびっくりして驚いた表情で、お婆さんを見て、そしてお爺さんも見て、しばらくボーッとしていました。

 お爺さんとお婆さんはこのような場面を、もう何度も見慣れています。なぜなら、誰でもが実年齢よりもかなり若く見える彼らに会うと、いつもびっくりするからです。

 「まだ法輪功を煉っていますか?」と聞かれ、お婆さんは笑いながら、「当然煉っていますよ」と答えると、お爺さんも「これほど素晴らしい功法を、煉らないわけにはいかないでしょう」と付け加えました。

 お婆さんは「この2人がこんなに夜遅く訪ねて来るのは、きっと彼らの分かる一面が真相を聞きたがっているからだ」と思い、そこで、とても親切に果物を出して、2人の「お客」を座らせて、法輪大法の健康保持と病気治療の素晴らしい効果を話しました。そして、中国共産党の不名誉な歴史を話し、自分は「右派分子」にされ、あらゆる屈辱を受けた事を話し、さらに、今100以上の国々では法輪功を修煉する多くの人がいるのに、中国だけが法輪功を迫害しているなど多くの真相を話しました。

 お爺さんも自分が老眼鏡もかけずに、13回も『轉法輪』を書き写したこと、自分が当時「抗美援朝義勇軍」に参加して、九死に一生を得た事、そして、どうすれば災難から逃れられるのか、また、平安を守る事ができるのか、善悪には報いが必ずあることなどを警官たちに詳しく話しました。

 2人の「客」はその話を聞いて、しきりに頷き、そして、表情も明るく変わりました。派出所の所長は「僕らも軍人ですが、お爺さんのような大先輩はもうそれほどいないでしょう。なにしろ、僕らの祖父の世代ですからね」と言いました。それから、お爺さんとお婆さんと世間話に花を咲かせました。最後に、所長はお婆さんの手を握り繰り返して、「お爺さん、お婆さん、大事にしてくださいよ。あなた達が家で法を学び、煉功するなら、我々は何も関与しません。くれぐれもお大事に!」と言ってくれました。

 お爺さんもお婆さんも彼らが繰り返して言った「お大事に」の意味をよく分かっています。なぜなら、彼らは大法の真相を知り、その上、中国共産党の邪悪の本性を誰よりも分かっているからです。

 お婆さんは涙を浮かべながら、警官と別れを告げました。修煉者の誰でもこの感謝の涙が分かるでしょう。それは師父が衆生を救い済度されるご恩に対する感謝であり、師の慈悲なるご加護に対する感謝であり、そして、師の心をこめられた教えに対する感謝なのです! 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/20/355689.html)
 
関連文章