【明慧日本2017年11月16日】(パリ=明慧記者・周文英)パリの法輪功学習者は2017年10月8日の日曜日の午後、エッフェル塔下の人権広場で、法輪功を紹介し、真相を伝え、迫害停止を呼び掛ける署名活動を行なった。法輪功の真相を聞いたフランス人のマーティさんと、メアリー・アニニックさんは、勇気を出して最後まで頑張るよう学習者を励ました。
法輪功学習者は、旅行客であふれる人権広場で功法を実演したり、迫害の真相を伝える録音を流した。法輪功は真、善、忍を基準とした性命双修の功法で、1992年に中国から伝えられ、一億人以上が心身ともに健康を獲得した。しかし、前中国共産党党首の江沢民は私利と嫉妬心から、1999年7月より法輪功に対する狂気じみた迫害を始めた。法輪功学習者に対する迫害の手段として、不法に拘禁したり、強制労働を強いたり、刑罰を下したり、精神病院に閉じ込めたり、仕事と学習の権利を剥奪したり、さらには、生きた法輪功学習者の身体から強制的に臓器を摘出するなど、残虐な迫害は数えきれない。
ベルギー在住のトーマスブルグマンさん(Thomas Bruggeman)とマチューデビラーズさん(Mathieu Devillers)はこの日パリに旅行に来ていた。彼らは計画していたパリでの一日旅の中で、法輪功に出会う事ができて非常に喜んでいた。人事部門で仕事をしているトーマスさんは署名をすると、「人々は皆、このような犯罪(生体臓器狩り)がこの世で起きている事を知るべきです。これは反人類罪に値します。人々はこの犯罪を理解し、正義を持って(迫害停止を求める)行動をするべきです。」と話した。
ダンサー兼セールスマンであるマーティさんは、法輪功学習者に対してこう話した。「私は良心から、他の国で何か発生しても私とは関係がない、とは言えません。私たちが署名をすることで少しでも役に立つのであれば、躊躇する理由などないでしょう。あなた方がここで真相を伝えることは非常に重要なことです。もし私達が今日ここであなた方に会っていなければ、このような犯罪が起きている事実を知ることはできませんでした。同時に私たちは法輪功という修練団体があることを知ることもできました。勇気を出して頑張って下さい!」
パリ市民でかつて看護師だったマリー・アニック(Marie Anick)さんは「私は正義と自由、そして人々の権利の為に署名します。自由に生活方式を選ぶ権利、修煉する権利、人との関係を築く権利、これらはすべて人間の基本的な人権です。私は何年も前から法輪功の修煉者が中国で残虐な迫害に遭っている事を知っていました。一昨日、シャン・ド・マルス公園で散歩している時にも法輪功の展示板を見かけましたが、すべて中国語だったため、そのまま通り過ぎました。今日ここを通った時、展示板が全てフランス語だったので、足を停めて良く見ています」、「最後まで頑張ってください!」と学習者を励ました。
メディアで撮影の仕事に従事しているアミン・アムララン(Amine Amlarane)さんは真相を知ると、学習者に「私は今日、法輪功の歴史を知ることができました。法輪功学習者に対する迫害はあまりにも恐ろしい。中国政府は法輪功の修煉を許すべきです。私にとって、これはすべての人が修煉するべき功法であり、修煉は人の自由です。この状況(迫害)ができるだけ早く中国で無くなるよう望んでいます」と話した。