遼寧本渓市の路遠峰さん 解放され3週後に死亡
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 【明慧日本2017年12月25日】遼寧省瀋陽市于洪区の法輪功学習者・路遠峰さんは、2014年に身柄を拘束され、懲役3年の不当な判決を宣告された。本渓刑務所で電気棒で電撃されるなど、暴行を受けた。今年11月19日、刑期が満了し、家に戻されたが、わずか3週後の12月9日にこの世を去った。

 路さんは于洪区朝鮮族郷朝鮮族村の農民である。以前はかんしゃくを起こしやすく、よく喧嘩をしていた。20年前から法輪功を学び始め、「真・善・忍」に従い自らを律し、穏やかになり、より良い人になった。

 しかし、江沢民グループによる法輪功への迫害が始まって以来、路さんは1年の労働教養処分に処せられた。 

 2014年11月19日、路さんは人に法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、市大東街道弁公室の関係者が現地派出所に電話をかけ、路さんの身柄を拘束した。路さんは懲役3年の不当な判決を言い渡され、本渓刑務所に拘禁された。

 路さんは転向しないという理由で電気棒で電撃され、暴行を受け、長期にわたってしゃがませるなどの拷問を受けた。電気棒の電池まで切れたのに、警官による暴行は止まらなかった。刑務所はさらに路さんと家族の面会を禁じた。路さんは迫害され、脳血栓、大腿骨頭断裂などの症状が出たにもかかわらず、治療されなかった。

 今年11月19日、路さんの刑期が満了し、家に戻った。しかし、元気だった路さんは、刑務所で受けた拷問がもとで、脳血栓を患い、大腿骨頭断裂、ろれつが回らず、うまく歩けず、痩せこけた。

 3週後の今月9日夜中、路さんは突然意識不明になり、病院に搬送されたが、脳出血で他界した。享年63歳であった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/20/358107.html)
 
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