世界人権デー、デンマークで迫害譴責集会
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 【明慧日本2017年12月27日】(デンマーク=明慧記者・舒慧)12月10日の世界人権デーにデンマークとスウェーデンの法輪功学習者は首都コペンハーゲン市庁舎広場で集会を開き、中共の法輪功学習者に対する18年にわたる迫害、特に学習者が中共の臓器狩りの標的にされている事実を暴いた。デンマークの中国人作家・陳泱潮氏は集会に出席して活動の支持を表明。陳氏は「中国の人権はこの程度にまでなり、私たちが声を上げなければどうしますか?」と呼びかけた。

法轮功学员现场演示了法轮功<span class='voca' kid='86'>功法</span>
市庁舎広場で法輪功の功法を実演する学習者

华人作家陈泱潮先生现场发言支持
集会で学習者を声援する中国人作家・陳泱潮氏

 生存者の実体験

 集会で法輪功学習者・陳さんは、中国で7年の実刑を科せられ迫害を受けたことについて語った。鮑さんは死の難関を二度乗り越え、臓器狩りの対象にされた危険から幸運にも生き残り、自身が経験したことについて語った。

法轮功学员陈女士讲述了她被非法判刑七年的遭遇。
7年の実刑を受けた陳さん、受けた迫害について紹介した

鲍女士讲述了自己二次逃过死关大劫的经历
法輪功学習者の鮑さんは二度臓器狩りの対象にされた

 鮑さんは上海女子刑務所で法輪功学習者を対象とする特殊な身体検査を受けた。「刑務所は学習者の各臓器に対して詳細な検査、血液検査などを行ないました。一方で学習者を拷問し、もう一方では体の検査をする、これは尋常ではないと思いました。検査後に外地から来て名前を言わない学習者がいなくなりました。彼らは名前がなく、番号が付けられており、今になって考えれば、この人たちは殺害された可能性があります」と述べた。

 「生体臓器狩りはこの星に住む一人一人に関係がある」

 当地の住民・ゼエンハン(Zeenshan)さんは、「先ほど、あの女性とこの男性が私に話したこと(中共の臓器狩り)に驚愕しています。中国でこのようなことが発生したことに、もっと驚愕しています。これは人類の一人一人と関係しており、中国だけの問題ではありません。もしかするとこの星に住む一人一に関係あるかもしれません」と話した。

 多くの人は中共が法輪功学習者から大量の臓器狩りを行っていることを聞いて驚愕した。ある男性は繰り返して「人の臓器で金を儲けているのですか?」と聞いた。彼は国家が指図して人を殺して臓器を取り出していることを聞いてもっと驚愕した。彼は中共の臓器狩りを譴責する署名をしたのち、『メディカル・ジェノサイド』というドキュメンタリー映画を必ず見るといった。

 中共が国民に対して犯した犯罪は多くの西洋人も知っている。ある男性と友人は集会の活動現場に来た。彼の母が早期のころ中国で医療の人道援助をしたことがあり、西洋社会ではありえない想像もできない多くのことを目にしたという。彼は「私はこれらのことを知っていますが、理知的に考えれば中共はいろんな悪事を行なっていますが、しかし臓器狩りは私の想像を超えています」と話す。彼は何か手伝えることはないかと聞き、2人は署名したのち、資料を手にした。

 ある中国人女性は母親と、デンマーク人の夫と通りかかり、中共が臓器狩りを行なっていることを聞いて、とても悲しくなった。法輪功学習者の魏さんは真・善・忍を信仰しただけで刑務所に強制収容され、魏さんの兄は強制収容されて3カ月後に迫害されて死亡したと聞き、彼女は中国共産党組織から脱退した。

 多くの人々が活動現場で真相を知り、署名して中共の国家による臓器狩りの犯罪行為を制止する意思を表明した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/12/357796.html)
 
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