雲南検察庁 石德仙さんへの起訴を取り下げる
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 【明慧日本2018年2月1日】(雲南省=明慧記者)雲南省麗江市玉龍県検察庁が、法輪功学習者・石德仙(女性)さんへの起訴を取り下げた。今年1月18日、石德仙さんは起訴の取り下げ通知書「玉検公訴刑不訴[2018]2号」をもらった

 2016年5月12日、石さんが麗江市華坪県内で法輪功の真相資料を掲示した理由で、同年10月12日華坪公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行され、13日に華坪県拘置所に拘束され、25日保釈された。

 昨年7月24日、華坪県公安局が石さんの案件の法的な書類を華坪県検察庁に提出したが、同年9月7日、華坪県検察が第1回目の法的な書類を返却し、補足調査を依頼した。同年11月6日第2回目にも、また法的な書類を返却し、補足調査を依頼した。省裁判所、省検察、省公安厅、省司法厅の法輪功の案件が集中して管理し通知することによって、同年12月4日、華坪県検察が石さんの案件についての法的な書類を玉龍県検察に移送した。

 玉龍県検察の審査した結果は、法輪功学習者・石德仙さんへの起訴根拠が不足しており不充分なので、起訴の条件を満たしていないため、「中国刑事訴訟法第171条第四款の規定」に基づいて、石德仙さんへの不起訴を決定した。

 本来、法輪功を修煉して、「真・善・忍」に基づいて良い人になることは、家庭や社会に有益であり、社会の道徳性を向上させ、表彰すべきものであり、当然、学習者に対しての連行、起訴、裁判は間違っている。学習者が正義を持って迫害の真相を伝えることは、被害者の公正を正すだけでなく、社会の正義を匡正(きょうせい・間違っているものを正しく直すこと)し、中国人の良い人になる権利を擁護するためにも、憲法や法律により保護されるべきものである。考えてみれば、良い人間になりたいという者、真実を伝える人が迫害されるという世の中は、実に恐ろしく怖いことである。自分の子供たちがこのような社会で暮らすことを誰もが望まないのではないだろうか。

 江沢民グループが真・善・忍を信仰している法輪功学習者を迫害し、善悪を逆転し、社会道徳を破壊して、中国の法制度が独裁的になり、中国社会に計り知れないほどの損失をもたらし、中国人にこの上ない痛みを与えた。現在の中国では偽・悪・闘のないところはないし、道徳性を喪失し、汚職がはびこり、横行していることから見ても、中国の国民全員が被害者であるとも言える。

 中国の国民は法制度をさらに健全化し、警官、検察官、裁判官などの人員が善良で、公平で、正義を擁護し、1日も早く江沢民の邪悪なグループである中国共産党から離脱し、邪悪な命令を阻止し、自分自身を制御し、司法人員の本来の尊厳に立ち戻り、我々の子孫へ公平で、かつ正義ある生活環境を切り開くことを望んでいる。

 当面、真相を知っている司法人員は多く、表では迫害が停止されていないが、現在、公安局、検察庁、裁判所の組織の末端部分の人員の態度が変わってきている。華坪県の警官らや検察官ら、玉龍県の検察官らの一部の司法人員は、学習者の当事者に対して優しくし、礼儀正しい。学習者に優しく接するように心がければ、必ず福報が訪れることだろう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/21/359855.html)
 
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