【明慧日本2018年2月17日】(山東省=明慧記者)山東省臨清市の法輪功学習者・康宗峰さん(男性)、位鳳芹さん(女性)の夫婦が懲役2年、懲役11カ月の実刑判決を宣告された。康宗峰さんはそれを不服として德州地方裁判所に上訴したが、徳洲地方裁判所は一審を認め、原審を維持するとした。位鳳芹さんは家に帰された。
昨年2月18日午前、山東省聊城市臨清市の法輪功学習者・康宗峰さんは、德州夏津白馬湖に真相看板を貼り付ける際に、真相を知らない人に通報され、夏津公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行された。
同2月20日午前、康さんの妻位鳳芹さんは夏津公安局国保大隊に行って、すぐに夫の解放を要求した。家に帰った午後、夏津公安局国保大隊と临清国保大隊の警察らに不当に連行された。
4月6日康宗峰さん、位鳳芹さんの息子も公安局国保大隊に行き、両親の解放を要求して、国保大隊に不当に連行され、德州拘置所に拘禁された。
その後、夏津公安局国保大隊が康さん夫婦の法的書類を夏津検察庁に提出したが、返却された。康宗峰さん、位鳳芹さんが德州拘置所に拘禁されている間、家族は2人の弁護士を依頼した。
7月4日、夏津検察庁が康さん夫婦の法的書類を夏津裁判所に提出した。8月11日、山東省聊城市臨清裁判所は不当に裁判を行なった。2人の弁護士が法廷上、法輪功を修煉することや法輪功の真相を伝えることは、いずれも合法であると主張した。裁判側は法的な理由を述べられず、開廷の結果は出されないままで終わった。
11月22日、裁判所が不当に康宗峰さんに懲役2年、罰金1万元、位凤芹さんに懲役11カ月、罰金1万元の実刑判決を宣告した。
康宗峰さんはそれを認めないで上訴したが、近日の情報によれば、德州地方裁判所が一審の原審を維持することを認めたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)