広東省珠海市の学習者16人 未だに不当に拘禁中
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 【明慧日本2018年3月12日】広東省珠海市では未だに16人の法輪功学習者が不当に拘禁されており、その中の5人は3年~5年の実刑判決を宣告された。3人は省女子刑務所に収監されており、2人は洗脳班(思想改造施設)に、9人は留置場に拘禁されている。

 羅峻さん(女性)は2015年9月2日、自宅で連行され、家宅捜索をされ、珠海市第一留置場に入れられた。2016年に、懲役5年の実刑判決を宣告された。控訴したが、二審では公開審理がされず、原裁判維持のままであった。現在、広東省女子刑務所に拘禁されている。

 陳広雲さん(女性)は2015年9月4日、自家の店で連行され、家宅捜索をされ、珠海市第一留置場に入れられた。2016年、懲役4年の実刑判決を宣告された。控訴したが、二審では公開審理がされず、原裁判維持のままであった。現在、広東省女子刑務所に拘禁されている。

 陳紅娥さん(40代女性)は新しい学習者である。2016年2月に行方不明になり、その後、広州三水洗脳班の施設に拘禁されていることが分った。2年の間、陳さんに関する情報は一切ない。

 呉小菊さん(50代女性)は2016年4月、法輪功に関する真相資料を配布したため連行され、その後、懲役3年の実刑判決を宣告され、省女子刑務所に収監されている。

 呂慧玲さん、陳静さんの2人は親子である。2016年3月に江西省で連行され、珠海第一留置場に拘禁されているが、現在までに、2人に関する何の最新情報は一切ない。

 官蘭嬌さん(40代女性)は2016年11月3日夜、外で法輪功の真相ポスターを貼っていた時に尾行され、連行され、家宅捜索をされた。明慧ネットによると、官さんは珠海留置場に入れられたという。官さんに関する最新情報は一切ない。

 李偉さん、曹文英さん2人は夫婦である。2017年3月9日、自宅で連行され、家宅捜索をされた。同年10月11日、2人とも懲役3年の実刑判決を宣告された。拘禁場所は不明のままである。

 ワン傑滢(ワンけついん)さんは2017年4月12日午後、珠海で仕事中に連行され、三水洗脳班に送られた。解放されたという情報がないままである(いまだに拘禁されている可能性が高い)。 

 林永旭さん、李素娟さんは夫婦で、2017年5月20日午後、珠海と中山坦洲鎮で連行され、家宅捜索をされた17人の学習者の中の2人である。林さんは梅渓留置場一所に、李さんは二所に拘禁された。同年6月28日、2人は同時に洗脳班に送られた。7月21日、また留置場に戻され、逮捕状が出された。同年10月末、裁判所に2回案件を差し戻されたが、警官は2人を釈放するどころか、3回目の起訴を企ているという。

 盧健雯(ろけんぶん)さんは2017年5月20日午後、珠海と中山坦洲鎮で連行され、家宅捜索を受けた17人の学習者の中の1人である。そして、珠海市第二留置場に入れられた。同年6月28日、闘門区裁所に逮捕状を出され、2018年1月29日に裁判が行われるというが、結局は開廷しなかった。

 劉定松さんも2017年5月20日に連行され、家宅捜索をされた17人の中の1人で、未だに珠海第一留置場に拘禁されている。

 陳煜棣(ちんいてい)さんは2017年7月、中国共産党が看板に貼っていた法輪功を誹謗中傷する内容の印刷物を剥がしたため連行され、自家の店や家も家宅捜索をされた。そして、すべてのパソコンや多くの個人財産を押収された。陳さんは闘門留置場に拘禁され、家族の面会を禁止され、保釈も許されないという。警官は陳さんの法輪功関係の証拠を引き続き探すと放言した。

 曾青さんも2017年5月20日に連行され、家宅捜索をされた17人の中の1人であり、その後、解放された。同年9月21日、曾さんは外出中にまた連行され、家宅捜索を受け、現在、珠海市留置場に拘禁されており、家族の面会は禁止されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/28/362334.html)
 
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