山東シ博市の張文隆さんは妻の冤罪濯ぎ 不当判決を上訴
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 【明慧日本2018年3月31日】山東省シ博市張店区の法輪功学習者・張文隆さんは、不当に拘禁されている妻・徐秋蘭さんの冤罪を濯(すすぐ・身に受けた汚名、冤罪などを晴らし、名誉を挽回する)いだという理由で、2017年9月28日に身柄を拘束され、懲役1年の不当な判決を宣告された。張さんは現在、市の中級裁判所に上訴した。

 2017年5月、区の各派出所は江沢民を告訴した学習者100人近くに嫌がらせをした。派出所、610弁公室、居民委員会の人員が学習者の自宅を訪ね、取り調べをし、写真の撮影と関係書類にサインを強いた。

 張さん夫妻は最初に嫌がらせを受け、数日後、徐さんは身柄を拘禁されたうえ、家財も押収され、刑事拘禁された。

 張さんは妻に北京の弁護士を雇い、区裁判所に代理の申請を出したが、弁護士は非難された。弁護士は区検察庁と市裁判所を訪ね、実名で区裁判所の違法行為を通報した。

 7月18日、張さんは区の監査委員会と市の監査委員会を訪ね、実名で通報したが、受理されなかった。

 7月20日、張さんは郵送で市検察庁、省の検察庁、最高裁判所に区裁判所の違法行為を実名で通報した。

 8月30日、裁判所は徐さんに判決を下したが、徐さんはこれを不服として、上訴した。10月末、市裁判所は二審で原審を維持すると結論を出した。

 張さんは妻が拘禁された期間、法曹機関の違法行為を訴え続けた。その結果、区裁判所に脅迫された。しかし、張さんは恐れず、9月4日にそれぞれ市検察庁、裁判所、山東省検察庁、裁判所および最高検察庁、裁判所に国保大隊、検察庁起訴側、区裁判所の違法行為を書き記し、郵送した。

 その結果、仕返しされ、9月28日に身柄を拘束された。区国保は「もうすぐ19大(中国共産党第十九次全国代表大会)なので、37日後に解放する」と騙した。

 11月2日、張さんは解放されるべきだが、検察庁は逮捕命令を発付しようとした。しかし、証拠不足で張さんを公安局に移送した。

 情報筋によると、張さんは2018年に懲役1年の不当な判決を宣告され、すでに上訴したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/16/362940.html)
 
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