山東煙台市の曹艶春さん 法廷で真相を伝える
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 【明慧日本2018年4月1日】山東省煙台(えんたい)市莱山区の裁判所は2018年3月12日午前、法輪功学習者・曹艶春さんに対して不当に法廷尋問を行った。

 法廷尋問は午前9時から始まり、10時半に終了した。法廷で曹さんの弁護士・馬衛さんは、まず検察側の訴えに反論し「現行の法律条文には法輪功を『×教』と指定するものが一つもなく、そのため、『×教』と言う罪名を使って法輪功を迫害するのは完全に違法である」と主張した。さらに、「法輪功は人を善に導いており、『×教』と言うのは全くの的外れである」と明確に指摘した。

 それから、弁護士は「法律の立場から曹さんが法輪功を学ぶことも、人々に法輪功を広めることもいかなる法律にも違反しておらず、社会にいかなる危害ももたらしていないし、法律の実施を破壊する罪とは、なおさら言えない」と反論した。

 他に、弁護士は警察の提出した書類の中の問題点も指摘した。書類には、2017年9月7日午前9時6分、曹さんは通報され、警官に連行されと書かれていたが、証人が警官に証言をし、そして警官が事情聴取を行ったのはなんと9月7日の早朝1時から午前10時までと書かれていた。弁護士は「どうして、当事者が通報される前に、その事実を警官が前もって事情聴取ができるのか? おかしいではないか」と質問した。

 質疑に対して、検察官はとても困惑した表情で、「彼らに(公安局を指す)後ほど補充書類を提出してもらおう」とごまかした。法廷尋問の間、裁判所の人員は書かれたものをそのまま読み上げ、適当にあしらった。

 曹さんは法廷での機会を利用して、大法真相を伝え、そしてすべての訴えを否認した。

 最後に、曹さんは傍聴するすべての人に、「あなた達にも素晴らしい未来があるように、ぜひとも『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えてください」と言った。

 弁護士と曹さんが発言している間、誰も彼らの話を中断せず、皆、静かに聞いていた。曹さんの4人の親族も不当な法廷尋問を傍聴し、曹さんの情況に非常に関心を寄せた。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/13/362846.html)
 
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