ワシントン記念塔前で 千輪の蓮の花が雨の中 咲き誇る
■ 印刷版
 

文╱北米の大法弟子

 【明慧日本2018年8月4日】(2018年6月ワシントン記念塔前で人文字を作るイベントに因んで)2018年ワシントン法会が終わってから、ホテルに戻る途中、同修のAさんは、「明日、人文字を作るから、早めに行きましょうね。準備するには人手が必要でしょうから」と提案してくれました。このイベントがとても得難い機縁で、なるべく早く行くべきだと皆も同感しました。

 翌日の早朝、私達7人(70代の女性同修の2人含む)が記念塔前の芝生に着くと、もう台湾や他の地域から来た同修達はすでに来て、そこで計測をしたり、線を引いたりしていました。私達も早速その中に入り、一緒に忙しく働きました。

 私達は線を引く仕事を頼まれました。引かれた線の中には、「法輪常轉」という黄金の四文字が大きく並べられることになりますので、私達は幸せを感じながらお互いに協力し、測ったり、線を引いたりして、誰でも完璧に仕上げようと一心に励みました。「法輪常轉」の四つの大きな文字を広げた時、私達は手を使って、丁寧に文字を平らに引き伸ばし、位置をきちんと確認し、固定しました。

 時間は瞬く間に経ちました。私が頭を上げて周りを見ると、数千人の黄色い上着を着用した大法弟子がすでに集合し、近くで煉功をしていました。金色に一面光り輝き、その場面は比類ないほど壮観で平和でした!

 それからすぐに人文字を作り始めました。異なる色の服装の大法弟子のチームが広場に入ってきました。雨もひどく降ってきました。皆はそれぞれの位置に座ると、第五式の煉功の音楽が鳴り響きました。空中撮影をするため、レインコートや雨具はすべてしまわれました。

 数千人の大法弟子が雨の中で座禅を組む姿は、殊勝かつ感動的なものでした。数千人の大法弟子はまるで数千輪の蓮の花が雨の中で咲いているように、天地を震撼させ、この一瞬の様子はきっと宇宙の中に永遠に刻まれて行くことでしょう。

 その時、黄色のTシャツだけを身につけ、しかも風雨の中に坐っているので、全身がびしょ濡れになりました。すると突然、暖かいものが体に注ぎ込まれました。師父は洪大な慈悲で私達を加持してくださいました。涙が雨水と共に静かに流れ落ちました。

 人文字作りは1時間近くかかりました。その間、雨がずっと降っり続き少し寒く感じましたが、これらは本当にやり遂げる意志の強さと試練でした。数千人の大法弟子は雨の中で座禅をし、その中には70近くの年配同修もいれば、無邪気な子供弟子もいて、それに西洋人の同修も少なくなく加わり、皆は金剛で不動な座禅を続け、大法弟子の法に対する盤石でゆるぎない信念を全員が見せてくれました。

 人文字作りが終わる頃には雨も小降りになり、ほとんど止んで来ました。大法弟子は集まれば形になり、 散ってしまえば粒子になるのです。ホテルに帰る途中で通りかかった車窓から、「あなた達は素晴らしかった!」と私達に向かって大声で叫ぶ人もいれば、また地下鉄の中で、進んで法輪功のことを尋ねに来た人もいました。

 米国の首都ワシントンの記念塔の下で、毎年のように人文字作りをするのは、大法弟子が世間の人々に大法の素晴らしさを見せながら、同時に世間の人々に法輪功が中国で迫害されている事実を知らせ、注目させるための大型のイベントです。これらは皆、大法の洪大な勢いが歩一歩世間で現れている証(あかし)です!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/27/370291.html)
 
関連文章