台湾 20年間を回想 壮観な人文字を描き 師父に感謝
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年12月4日】(台湾=明慧記者・唐恩)年に一度開催される「台湾法輪大法修煉体験交流会」は、本年11月26日、台湾大学の体育館で開催される予定である。毎年、交流会の前日、大規模な人文字を作り、また集団煉功をし、真相を伝える活動が行われる。今回の交流会は台湾の法輪功学習者にとって特別な意義がある。

 法輪功の創始者・李洪志師父は1997年11月、台湾法会にご臨席され、法輪大法が台湾で広く伝わる強固な礎を築かれた。20年来、学習者は「真・善・忍」に基づいて実践し、台湾社会に清新で穏やかな雰囲気をもたらしている。今年は、李洪志師父が法輪大法を伝え出されて25周年で、台湾での法会も20周年を迎え、二重の喜びである。11月23日に感謝祭を迎ええるにあたり、台湾の学習者はとりわけ、師父が法を伝え、衆生を救い済度される洪大なご恩に感謝している。

 学習者に師父と呼ばれている李洪志師父は、かつて中国吉林省長春市の人で、1992年5月13日、長春市で法輪功の最初の講習会を開催され、初めて社会に法輪功を伝え出された。学習者は宇宙の特性「真・善・忍」に同化することで、良い人を目指して自分を律し、健康になり、そして返本帰真の高次元に達することができる。

 今日まで、法輪功はすでに100以上の国と地域に伝わり、全世界の1億人に恩恵をもたらし、各民族から深く愛され、『轉法輪』はすでに30以上の言語に翻訳されている。世界各地で「法輪大法デー」を祝って、法輪功の創始者が無条件で、無報酬で『真・善・忍」の高徳の大法を全世界の異なる民族、年齢、階層の世の人々に伝えられていることに深く感謝している。

 台北 台中で説法 台湾で洪法の礎となる

 李洪志師父は1997年11月、台湾を訪問され、台北三興国民小学校、台中霧峰農工で説法され、2千人以上の人々が師父の説法を拝聴した。


1997年11月、台北市立三興国民小学校で説法される李洪志師父


1997年11月、台中霧峰農工で説法される李洪志師父

 学習者は当時を思い出して言った。「その年、幸運にも説法を聴くことができたのは半数以上が学習者の親戚や友人で、多くの人はまだ法輪功の修煉を始めていませんでした。結果として、この人たちはほとんど修煉の道を歩み始めました」。これは師父が言葉で伝え、身をもって教え、しかも一言一行が人々を心服させたからである。師父が台湾にいらっしゃる前、各地で法輪功を修煉していたのは小人数だけで、お互いに連絡することはなかった。師父の2回にわたる法会のあと、法輪功は台湾において真に広く伝わり始めた。

 説法されたあと、師父は台北から、宜蘭、東部、南部と台湾を一周して、日月潭に一泊、道中で駐車し、食事、宿泊のすべての費用は師父が支払われた。師父は台湾に1週間滞在中、数人の学習者が同伴しただけで、密かに行き来され、他の学習者を気遣かわれていた。学習者たちは「師父は至る所で、人としての風格を思い起こさせ、最高のものを身をもって私たちに教えてくださいました」と話した。

 人文字は大法の穏やかさと素晴らしさを伝え 師父に感謝

 法輪功学習者による人文字作りを最初に始めたのは、中国国内の同修であり、学習者は人文字の図形と文字の意味を考えて配置した。台湾は中国を除いて世界で最も法輪功の学習者が多く、大規模な人文字作りの条件を備えている。法輪功を修煉して心身ともに昇華した多くの学習者は、法会が開催される前日、集団煉功したあと、壮観な人文字を描いて、李洪志師父に敬意を表し、同時に、人々に法輪大法の真・善・忍の穏やかさと素晴らしさを伝えた。

 台湾法輪大法学会が人文字作りのイベントの企画を始めたのは2000年からで、中国・武漢の学習者が描いた「法輪大法」、「真善忍」の人文字や、「法輪図形」などを参考にした。台湾が最初に作った人文字は比較的真四角な文字で、年を追って、芸術性のある隷書体に移行し、また「蓮の花」や「李洪志師父」のお姿なども描くようになった。

 「世界需要真善忍」(世界は真善忍を必要としている)という人文字は、社会に平和、光明、正のエネルギーを伝えている。これらの壮観で厳粛な素晴らしい景観は、さらに多くの縁ある人が法輪大法を知り、そして、共に「真・善・忍」の佛光を浴びるようになる。

 法輪功は台湾に広く伝わり 人文字は輝かしい歴史を立証する

 法輪功は1995年4月、台湾に伝わって以来、急激に発展し続けている。学習者は大学の教授、医師、弁護士、エンジニア、公務員、軍人、警察官、官僚、農民、職人、商人、教師、学生、家庭の主婦など、あらゆる階層が含まれている。台湾には1千以上の煉功場があり、台湾全域の300以上の市町村にわたり、また離れ小島の澎湖、金門、馬祖にも十数箇所あり、法輪功は台湾の隅々にまで伝わっている。

 1999年7.20、中国共産党と江沢民派は中国で法輪功学習者に対する残酷な迫害を開始し、現在まで少なくとも4千人以上(確証あり)の学習者が殺害されている。数え切れない学習者が不当に労働教養を科され、長期にわたり拘禁され、迫害により死亡したり、身体が不自由になったり、強制退学、強制解雇、放浪生活を強いられ、家族が離散させられた。甚だしきに至っては臓器を強奪され、殺害され、また、拷問によって殺害されている。

 中国国内の学習者が悲惨な迫害を受けているにあたり、台湾や世界各地の学習者は同じように痛みを感じ、世界の人々に真相を伝える大規模な活動を行い、共産党の邪悪な迫害を暴露し、人々の良知と善念を啓発し、世界各界の人々に共にこの迫害を制止するよう呼びかけている。

 以下は年次順に、ここ十数年来、法輪功学習者が描いた大規模な人文字の写真を選定しもので、これは法輪功が台湾に広く伝わった輝かしい歴史を記録しただけでなく、天地間の正義の永遠の存在をも立証している。


2002年、大統領府前で行われた旗の掲揚式典での「法正人間」(法は現世を正す)の人文字


2002年、世界法輪大法デーを祝う「真善忍」の人文字


2004年7月18日、1500人の学習者による「法正天地」(法は天地を正す)


2005年1月8日、台北・自由広場の「正法」と「FALUN DAFA」(法輪大法)の人文字


2005年、世界法輪大法デーを祝い、3500人の学習者による「真善忍」


2005年12月25日、4千人の学習者による「法輪図形」。法輪大法が世界に広く伝わる盛況を現し、同時に李洪志師父への新年のご挨拶


2007年5月13日、5千人の学習者の自由広場での「恭祝师尊生日快乐」(師父のお誕生日をお祝い申し上げます)の人文字


2007年5月13日法輪大法が伝え出されて15周年を祝い、5千人の学習者による「5・13世界法輪大法日」の人文字


2007年12月1日、4千人の学習者が南投県興新村で、壮麗で美しい隷書体の「法轮大法好」の人文字を描く


2008年12月13日、3千人以上の学習者が南投県興新村で「真善忍」、「FALUN DAFA」の人文字を描く


2009年5月9日、6千人の学習者による修煉を指導する『轉法輪』


2009年11月21日、6千人の学習者による修煉を指導する光り輝く『轉法輪


2010年11月27日、5千人の学習者による台北・自由広場での「蓮の花」と、藍色の「真善忍」


2012年4月29日、7400人の学習者による台北・自由広場の「李洪志師父」の雄壮で偉大なお姿


2012年11月17日、6千人の学習者による大統領府前広場の「法正天地」(法は天地を正す)と「法輪図形」


2013年11月23日、6千人の学習者は台南市政府前の西拉雅広場で人文字を描き集団煉功を行う


2014年4月26日、6千人の学習者が台北・自由広場で「5・13法輪大法日」(5・13法輪大法デー)、「謝師恩」(師恩に感謝)の人文字を描く


2014年11月8日、6千人近くの学習者による台北・自由広場の「佛光普照 禮義圓明」(佛光普く照らせば 禮義が圓明となる)の人文字


2015年11月28日、6千人以上の学習者による台北・自由広場での「法輪図形」と「法輪常轉」


2016年11月26日、6200人の学習者による台北・自由広場での「法輪図形」と「真善忍」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/21/356961.html)
 
関連文章