グループチャットについての安全意識
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文/アメリカの大法弟子

 【明慧日本2018年12月26】中国の同修たちの間では、よくグループチャットを利用している記事や報道を見て驚きました。例えば、安全性の高いアメリカでも、このように広範囲のグループチャットを利用する人はいません。皆さんはそれぞれの仕事や項目があり、お互いに必要なとき以外に連絡を取り合っている暇もありません。それぞれの項目の中で、常人の社会環境の中で自分を修めているため、ネットを通じて皆で学法するときも人数は少ないのです。例え、同修間の交流であっても、学法や衆生を救う時間を費やしてまで交流する人はいません。

 修煉は個人の事です。グループチャットをするのが交流のためなら、皆さんは、明慧ネットに載っている文章をすべて読みましたか? 『明慧週刊』の文章はすべて読みましたか? 明慧ネットに載っている文章には同修たちの体験や悟ったことが書かれています。グループチャットを利用する時間があるなら、学法や煉功真相を伝え、明慧ネットの文章を読むほうがずっと良いのではないでしょうか。時に、メッセージや電話をもらっても、対応に時間がかかってしまい、グループチャットで自分を妨害してどうするのですか? もし、大法の項目の中で行なう交流であれば、グループチャットは安全性に欠けているため、中国共産党に皆さんの交流の内容を知られてしまうのではないでしょうか。海外にいても、大法弟子の携帯電話やスマホが監視されているという師父の話を聞いて、驚愕せざるを得ません。海外にいても免れられないのに、中国にいる人や、中国国内の電子機器を使っている人は尚更危険ではないでしょうか?

 そういう人は修煉を疎かにしているのではないでしょうか? そうでなければ、「チャット」をする時間はないはずです。共産党への警戒心が弱まっているのではないでしょうか。グループチャットには何の安全性もありません。噂話を広めたがる同修もいるのではないでしょうか。自分が何か重要な情報を聞き逃したのではないかと何でも聞きたがり、知りたがり、首を突っ込もうとしています。そして、噂話を利用して新しいことをしたり、これまでとは違ったやり方を広めたりしようとする同修もいます。彼らは法に従い確実に修めていないのです。心性を向上させることこそ修煉であって、誰がどれくらいの噂話を知っているのか、或いは、大法の項目や同修のことにどれだけ詳しいのかを知ることが修煉ではありません。これらは全て何かを求める心の表れなのです。あまりにも執着すると、負の要素に利用され、修煉と大法への妨害や破壊をもたらすことになりかねません。

 師父は『二〇一八年ワシントンDCでの説法』の中で、「明慧ネットは大法弟子の交流の場であり、対外の窓口でもあります。何かあれば明慧ネットを通じて考えを述べていいのです。広範囲の協調は今、行なわないでください。何かを考える時、くれぐれも安全に気をつけてください」と説かれました。

 もし、中国国内の大法弟子が広範囲に交流したいのであれば、師父は明慧ネットを通じて交流し、また、「広範囲の協調は今、行なわないでください」と確実に示されました。師父が言われた通りにできない人は、大法弟子と言えるでしょうか? 「グループチャット」は「広範囲の協調」の一種の形式でもあるので、全面的に停止しなければなりません。

 中国国内では、いかなる「広範囲の協調」でも、共産党に監視、或いは利用されないとは限らないのです。もし、そのことを行なえば、皆さんは共産党のために情報収集しているのであって、同修と自らを裏切ることになるのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/11/376972.html)
 
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