ジェイナさんの法輪功との縁(1/2)
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 【明慧日本2019年1月31日】(明慧記者・穆文清インタビュー記事)1957年にカナダのモントリオールで生まれたジェイナ・シアラーさんは、現在西オーストラリアの西南の辺境にある、デンマークという町に住んでいます。ジェイナさんは法輪功を学んですでに10年になり、法輪功を学ぶ前と後の心身の大きな変化を体験しました。

嘉娜和先生近照
ジェイナさんと夫

 幼い頃の不思議な体験

 「生まれた時に大脳が圧迫されて傷ついたために、生まれてからずっと性格が抑圧されていました。両親によれば、幼い頃の私はとても意気消沈していて、ものを食べず、人と接触しようとせず、この世界に属していないかのようだったそうです」と、ジェイナさんは昔を思い出して語りました。

 最近、ジェイナさんの兄が語ったところによると、ジェイナさんが小さい頃にある事故が起きたそうです。ジェイナさんが生まれて4カ月の時、ある日、家の2階のベランダで、兄が乳母車のブレーキを緩めると、小さい乳母車はベランダから階段を落ちていきました。その時ジェイナさんは乳母車の中におり、体も固定されていなかったのですが、奇跡的に助かりました。この出来事で、父親は生涯自分を責め、自分が乳母車のブレーキをかけていなかったのが原因だとずっと後悔していました。

 年齢がだんだんと大きくなるにしたがって、前世と王国に関する記憶が頭の中に現れました。その記憶が現れると、全身が心地よくなり、この『地球』と呼ばれる場所は自分の長い生命の道での一つの休憩場所に過ぎず、結局のところいつかは本当の故郷に帰らなければならない、とかすかに感じていました。

 4歳の時、ジェイナさんは読み書きとフラン語が話せるようになりました。そこで両親は私を幼稚園に入れ、さらに進んだ教育を受けさせました。先生はカトリック教の修道女たちでした。

 入学した初日、ジェイナさんは隣に座っていた女の子に「こんにちは!」と言いました。すると授業をしていた修道女がジェイナさんの首根っこをつかんで4メートルも引きずった上、上にキリスト像のある十字架の前で、ジェイナさんを跪(ひざまず)かせイエスに許しをこうようにと祈らせました。

 私は十字架のイエスに顔を向け、両手両足が十字架に釘づけにされ、頭部から血を流し、体の片側に剣の傷があるのだけを見ました。私は思わず「この人達は誰ですか?」とイエスに聞きました。イエスは私に笑いかけ「彼らは私の信者ではない」と答えました。この人達がイエスが説いた通りに行っているわけではないことを知り、修煉者の言葉で言えば、真に修めていないということです。

 この経験の後、ジェイナさんはもの静かになり、学校の中で善良な子供になりました。人をとがめだてたり、あら探しをするような子供に対しても、ジェイナさんは大切に扱い、さらに親切に対応し、同時に猛烈に勉強したので、学校の中で歓迎される良い子供になりました。

 前世期1970年代の北米において、歓迎される少女であるジェイナさんはだんだんと両親の負担となり、なぜなら、その年代では多くの子供が覚せい剤やその他の誘惑を試しながら、学んでいたからです。

 ジェイナさんの両親は社会の中の様々な階層で、同様な厄介なことが起きているのを見るにつけ、安全に成長できる環境を子供に与えたいと考えました。そこでジェイナさんが14歳の年に、両親はニュージーランドに家族で移民することを決めました。しかし思ってもみなかったことに、このニュージーランド社会の荒れ様はさらに深刻でした。ジェイナさんもすぐに覚せい剤に手を出し、それらを試し、危険な状況に陥りました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/4/261143.html)
 
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