河南省淮陽の鄭現金さん 迫害されて喉頭癌に
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 【明慧日本2019年4月6日】河南省淮陽(わいよう)県の法輪功学習者・鄭現金さんと妻・王好梅さんは、法輪功の「真・善・忍」の理念を堅持したため、何度も連行されて拘禁された。2016年7月、5回目の連行となった夫妻2人はともに懲役5年の実刑判決を宣告された。鄭さんは河南省新密刑務所で酷く迫害されて喉頭癌になり、命の危険に晒され、生命を維持するために気管を切開されてチューブを挿入された。現在、鄭さんは仮保釈で一時帰宅したが、管を通して胃の中へ流動食を注入することしかできず、生命が危険な状況に陥っている。

 淮陽県鲁台鎮出身の鄭さんは、かつては成功した実業家で、河南省でも名が知られた人物である。鄭さんは法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従って自分を律し、悪い習慣を捨てて、心身ともに恩恵を受けた。道徳が向上した鄭さんは業界でも好評を博した。

 夫婦は何度も連行され 拘禁される

 2001年4月、鄭さん夫妻は鲁台派出所の警官らにより家宅捜索を受け、留置場まで連行された。妻の王さんは8カ月間拘禁され、鄭さんは7カ月間拘禁された上に、一人につき500元を強請り取られてから、解放された。

 2002年春、鄭さんは人に法輪功が迫害されている真実を話したため、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報されて連行された。留置場で鄭さんは断食をして迫害に抗議した。4カ月間拘禁された鄭さんは、警官に持っていた500元をゆすり取られてから、解放された。

 2003年の旧暦2月7日、鄭さんは自宅に押し入った5、6人の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。拘置所まで連行された鄭さんは縄で縛られて殴打された後、労働教養処分2年を科された。

 2004年2月20日、地元の警官7、8人は再度、鄭さんの家に押し入り、妻の王さんに法輪功の師父を罵るように強制したが、王さんは「私は罵りません」と言ったため、連行された。留置場に送り込まれた王さんは10日以上断食をして迫害に抗議し、命の危険に晒されたため、1千元をゆすり取ってから家族に迎えに来させた。

 2005年6月18日、農業の繁忙期の最中に、警官らはまた王さんを留置場まで連行した。王さんは警官の指示に従わず半月続けて断食をしたところ、警官は責任を負うことを恐れて、家族に迎えに来させた。

 2006年の旧暦3月7日、魯台郷派出所の7、8人の警官らは夜12時頃、鄭さんの家に侵入し、法輪功の資料と『轉法輪』を押収して、王さんを淮陽留置場に拘束した。留置場の中で王さんは断食をして、迫害に抗議したため、体が極度に衰弱したにもかかわらず、労働教養1年3カ月を強いられた。

 鄭現金さんは懲役8年を宣告される

 2008年5月5日、鄭さんは周口市で買い物をした際に、同市公安局閘北支局の警官に、身分証明書を調べるとの口実で連行された。翌日の夜11時前、警官らは壁をよじ登って押し入り、鄭さん夫妻が借りている家を家宅捜索した。その後、鄭さんは懲役8年の実刑判決を宣告され、2008年10月23日に河南省新密刑務所に送られた。

 鄭現金さん夫婦は再度連行され 拘禁される

 2016年7月3日、鄭さんと妻の王さん、魯桂英さん、丁旭芳さん、朱美蘭さん、牛紅啓さんの6人の学習者は、淮陽国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに一斉に連行された。これらは携帯電話の盗聴による計画的な行動だと考えられる。

 2016年12月22日、淮陽県城西関裁判所は裁判を行い、鄭さんに懲役5年6カ月、王さんと牛紅啓さんに懲役4年6カ月、丁旭芳さんに懲役2年、魯桂英さんに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。

 息子と娘は警官らに殴られ、母親は悲しみのあまり死亡

 2001年、鄭さん夫妻が拘禁されていた期間中、家庭の収入がないため、残された3人の子供の生活は極めて困難な状況に陥り、授業料を払えなくなった娘は涙を流しながら学校を中退した。

 王さんの母親は自分の娘と婿が共に拘禁されたことを知り、心痛と心配のあまりに食事が喉を通らず、憂慮して病気になりますます悪化して、間もなくこの世を去った。

 2008年5月5日、周口市閘北支局の警官らは夜中に塀を越えて、押し入って入室した際に「あなた達は夜中に民家に侵入し、どういう身分ですか?」と鄭さんの長女に問い詰められたため、前後の見境もなく怒り出し、姉弟の3人に対して暴力を振るった。そして、厨房の器具とベッド以外のすべての家財を押収し、さらに「もしやる気になれば、物を全部持って行ってもいいんだぞ」と言い放った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/26/384359.html)
 
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