河南省の70代学習者 再び懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2018年7月18日】河南省林州市・桂林鎮董街村に在住する馮有福さん(70)は留置場に拘禁されてから2年が経った。2018年6月23日、家族は市裁判所に電話を掛けて、初めて裁判所が弁護士と家族に知らせないまま、秘密裏に馮さんに懲役3年の不当な判決を宣告したことがわかった。そのため、馮さんは安陽中級裁判所に控訴した。

 馮さんは定年退職をした元幹部である。2016年4月6日午前、郷の幹部にサインしてほしい手続きがあると騙され、家に戻ったところ、郷の幹部および派出所の20人以上の警官が自宅に不当に侵入して来た。そして家財を押収されたうえ、馮さんも身柄を拘束され、市留置場に拘禁され、家族との面会は一切禁じられた。

 2016年10月19日、家族は別のルートから、馮さんがすでに1カ月前に秘密裏に開廷されていたことを知った。年末に、馮さんが懲役3年の不当な判決を宣告されたが、判決を不服として控訴していた事がわかった。2017年、安陽中級裁判所は本案件が証拠不足のため却下し、この案件を差し戻した。

 裁判所は家族に2017年6月6日に開廷することを知らせた。家族は北京の弁護士2人を雇い、2人の弁護士は無罪であると弁護した。一方、林州市裁判所は馮さんが弁護士を雇ったことを理由に、開廷時間を遅らせた。現在、馮さんはすでに2年以上拘禁されているが、家族との面会も通話することも一切禁じられている。

 2018年6月23日、家族は裁判所に電話を掛け、はじめて馮さんが懲役3年の不当な判決を宣告されたこと、馮さんがすでに控訴したことを知った。本案件は再び安陽中級裁判所に提出された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/26/370264.html)
 
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