黒龍江省の法輪功学習者3人に不当判決
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 【明慧日本2018年5月31日】黒龍江省虎林(こりん)市の法輪功学習者・毛淑芬さん、馬桂珍さん、馬翠芝さんの3人は不当に拘禁されて1年あまりが経過した。2018年4月24日、家族は「毛さんに懲役4年、馬桂珍さんに懲役3年6カ月、馬翠芝さんに懲役3年の実刑判決が下された。10日間以内に控訴しなければ、刑務所に移送する」と知らされた。家族らは関連する手続きの方法を教えてくれるようにと求めたが、いかなる手続き方法もないと返答され、この案件の担当者も「はっきりと分からない」と言った。

 虎林市迎春林業局の学習者・馬さんと毛さん、そして、東方紅林業局の学習者・馬さんは、2017年2月22日、林業局団地で迫害の真相資料を配った時、迎春林業局派出所の副所長・楊鑫超らにより連行された。3人は不当に家宅捜索をされ、毛さんはデスクトップパソコン1台、ノートパソコン1台、インクジェットプリンター1台、書き込みドライブ1台、携帯電話2台、mp5プレイヤー、mp3プレイヤーそれぞれ1台、ラジオ1台、師父の写真、大法の書籍48冊、DVD2箱、USBメモリー1個が押収された。馬桂珍さんは、大法の書籍48冊、デスクトップパソコン1台、インクジェットプリンター1台、携帯電話1台、馬翠芝さんは大法書籍48冊がそれぞれ押収された。

 2017年2月28日、毛さん、馬翠芬さん、馬桂珍さんの3人はジャムス市女子留置場まで連行され、現在も拘禁されている。

 2017年11月10日、迎春裁判所の人員3人と検察庁の人員3人(名前不詳)は、鶴立林業局に来て、ジャムス市に拘禁されている毛さん、馬翠芝さん、馬桂珍さんに対して「法廷審問」を行った。しかしその際、学習者1人に付き家族1人だけしか入廷できず、他の人は誰も入廷が許されなかった。馬桂珍さんの弁護士は入廷して弁護を行った。審問は正午12時~午後5時過ぎまで行われた。

 2018年4月24日、学習者3人の家族には「判決はすでに当日に下され、留置場で判決文も読み上げられ、毛さんに懲役4年、馬桂珍さんに懲役3年6カ月、馬翠芝さんに懲役3年の実刑判決が宣告された」と知らされた。家族は関連する手続きを求めたが、司法関係者から「いかなる手続き方法もない」と言われた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/29/364723.html)
 
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