甘粛省環県の王明全さんに懲役7年の不当判決
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 【明慧日本2019年4月30日】甘粛省環県の法輪功学習者・王明全さんは2017年10月、家に押し入って来た警官らにより連行され、2018年6月に環県裁判所により懲役7年と罰金1万元を科された。王さんはこの判決を不服として控訴したが、原審を維持すると言い渡された。

 1960年生まれの王さんは、1998年に法輪功を学び始めてから心身ともに受益したが、中国共産党によるひどい迫害を何度も受けた。

 2013年9月23日、王さんと繆さんは法輪功の資料を配布していたところ、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、その後、現地の警官らにより連行された。2人は環県警察署の国内安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)まで連行され、そこで尋問とひどい拷問を受けた。王さんは警官・張姓により背中、胸をそれぞれ3回強く蹴られた。王さんは両手を背中に回して手錠をかけられたため、蹴られれてすぐに倒れ込んだ。それでも警官・張は暴力を振るい続け、王さんの股間を1回強く蹴り、それからモップの棒で王さんの背中を2回叩いた。そして、王さんと繆さんは一晩中手錠を掛けられたままで、警官らに交替で尋問された。

 その後、王さんは環県留置場に15日間拘留された。繆さんは慶城県留置場に収容されて懲役4年6カ月の実刑判決を宣告され、蘭州市大沙坪刑務所に拘禁された。2016年12月に1年減刑されて解放された。

 繆さんは環県環城鎮役場の公務員で、かつて皮膚病、緑内障、胸膜炎などの病気を患っていたが、法輪功を学んだ後、すべての病気が消えた。繆さんは自分を厳しく律し、同僚や知人からも好評で、農民からも「住民のために真面目に仕事をやる人だ」と称賛された。

 法輪大法の修煉は「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指しているので、人の道徳観を高めることができ、家庭にも社会にとっても有益である。このような素晴らしい法輪功の功法を学ぶ善良な人々が、次々と連行されるべきではなく、逆に褒賞されるべきである。法輪功学習者たちが大法の真相を伝えることは、被害者達のために正義感あふれる行為であり、社会の正義や良知を呼び起こす行為でもあるので、当然、法律によって保護されるべきで、このような酷い迫害を受けるべきではない。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/22/385399.html)
 
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