湖北浠水県の学習者・王正安さん 迫害され死亡
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 【明慧日本2019年6月20日】(湖北=明慧記者)湖北省浠水県汪岡鎮の法輪功学習者の王正安さんは、不当に懲役3年の実刑判決を宣告され、荊門沙洋範家台刑務所で残酷な迫害を受けた。2018年3月19日に、王正安さんはやっと解放され家に帰ったが、同年9月7日に死亡した。享年73歳であった。

 1999年7.20から中国共産党が江沢民集団が法輪功へのひどい迫害を開始して以来、王正安さんは何回も不当に家宅捜索を受け、連行されたことがある。さらに2回の強制労働を科せられ、その期間はおよそ2年6カ月間だった。そして70歳の時に、懲役3年の実刑判決を下された。

 2004年12月24日午後、王正安さんはグループ学法と交流に参加している際に、汪岡鎮派出所の警官らに連行された。当時19人の学習者たちが不当に連行された。その後、11人が釈放されたが、王正安さんを含む8人の法輪功学習者たちは、浠水県の第一、第二留置所にそれぞれ拘禁された。その後、王さんはまた強制労働を科せられ、ひどい迫害を受けた。

 2015年7月20日に、浠水県610弁公室の豊愛国は部下の警官らに、全県にわたって法輪功学習者を逮捕するように命令した。そのため、警官の郭剣利、周濤などは不当に学習者の家に押し入って、学法している善良な学習者の王正安さん達を連行して、武漢の洗脳班に送り込んで迫害した。その後、王さんは武漢洗脳班から浠水县留置所へ送られ、家族の面会も許されなかった。そして、懲役3年の実刑判決を宣告され、悪名高い範家台刑務所に拘禁された

 不当に拘禁、迫害されている間、王さんは、黄石市労働収容所、沙洋労働収容所、範家台刑務所で警官らと囚人らにより、長時間殴打されたことがある。王さんが法輪功に対する信仰を諦めないことで、長時間の間立たせたり、重労働を強いられたり、眠ることも許されず残酷な迫害を受け続け、身心ともに大きな打撃を受けた。

 浠水县公安局の警官・郭剣利は長い間、法輪功を迫害している人物である。郭剣利はいつも他の警官と一緒に学習者の家を家宅捜索したり、連行したりした。王さんが健在であった時、警官・郭剣利の残忍さに言及した時、涙を流しながら語ったことがある。ある真冬の日、郭剣利は王さんの服を全部脱がせて下着だけにさせ、王さんに強制的に両手を挙げさせ、冷たい風が強く当たる所に立たせ、食事を摂らせなかったという。さらに、王さんの残りわずかなお金100元も自分のポケットに入れた。ある日、王さんの家を家宅捜索する際に、置いてあった2450元の真相紙幣まで奪い取ったという。その後、出所した王さんは、今まで奪い取ったお金を郭剣利に返してもらうよう要求しに行ったところ、郭剣利はお金を返すどころか、王さんを留置所に入れて10日間拘束したという。その言い分は「真相紙幣は人民元に換える必要がある」と言って、王さんを騙した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/10/384941.html)
 
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