スウェーデンで真相を伝え 政界要人ら支持
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 【明慧日本2019年7月27日】スウェーデンには毎年7月の初めにアルメダレン・ウィーク、政治週間とも呼ばれるイベントがある。今年は南東部にあるゴットランド島のヴィスビューで開催された。各政党、マスコミ、商業、教育、非政府組織などの関係者がこの政治週間に参加し、毎日4万~5万人がこの中世の風情が色濃く残る小さな町を訪れる。1週間で4000もの活動が行われ、多くは公開されており、社会の各階層の人達が直接政府と交渉している。このイベントはスウェーデン民主制度下で透明性のある社会を表している。

 法輪功学習者もスウェーデン各地から集まって参加し、6月31日から7月5日までの6日間、毎日、訪れた人々に法輪功を紹介し、人々の質問に答え、記者の取材に応じ、政界要人や民間団体に法輪功迫害の真相を伝えた。他にも学習者は穏やかな煉功を通して、平和的で理性のある活動を表現し、迫害の真相を伝える活動の中で、人々を感動させる数々のエピソードを紹介し、多くの人が法輪功への迫害の真相を理解した。

'图1~2:法轮功展棚全天展示<span class='voca' kid='86'>功法</span>,和每天两次中国问题研讨时段, 不少人慕名而来深入了解真相。'
アルメダレン・ウィークでの法輪功学習者たちの活動の様子

 市中心部の集会で政界要人が支持を表明

 市中心部にあるドナープラッツ(Donners plats)広場はたくさんの人々が行きかう。学習者はこの6日間の活動の中で、毎日ここで1時間の集会を開き、中国共産党による人権迫害の歴史とその深い原因について暴き、多くの人々に注目された。映画館で『馬三家からの手紙』のドキュメンタリー映画を上映し200人以上の観衆が訪れ、中国共産党の残酷な迫害を受けても変わらない学習者の善良さと堅忍不抜の精神が観衆の心を深く感動させた。

 7月5日、スウェーデン議会副議長・ロッタ・ジョンソン・フォルナーブ議員が集会に出席し、法輪功を支持した。

 フォルナーブ議員は挨拶の中で、中国共産党の独裁統治下で行なわれた人権侵害をいくつか紹介した。その中で6月17日、イギリスのロンドンで開かれた「民衆法廷」の発表を紹介し、中国共産党は法輪功学習者から臓器を強奪し、臓器売買による莫大な利益を得ていると伝えた。彼女は「私は中国政府代表(中国大使)と会談した際に、彼らはこの事を全面否定し、彼らは間違ったことをしていないと話していました。しかし事実はそうではないのです。生体臓器狩りの犯罪について、私は議員になってからずっと注目して追い続けている問題があり、長年、私は多くの調査員と、医者、人権活動家、弁護士と面会し、彼らの証言を聞き、これらの証言は中国で大量な臓器売買が存在することを裏付けています。もし彼ら(中国共産党)がなにも間違ったことを行なっていないというならば、独立した国際調査団の入国をなぜ拒む必要があるのですか? 私は議員としてすでに議会にこの議案を提出しており、中国の人権問題を批判し、国際独立調査団の臓器売買に関する調査を受け入れるよう促しています。中国がどのように弁明しても、我々はこの問題に注目し続けていきます」と述べた。

'图3:瑞典国会副议长洛塔·约翰松·福拿尔维(右)在法轮功学员集会上演讲'
ロッタ・ジョンソン・フォルナーブ議員(右)

 議会立法員であり、北欧理事会のメンバーであるアンソフィ・アルム議員は、法輪功の展示ブースを訪れ、「私は先ほど『民衆法廷』の報告書を読みました。この報告はたくさんの人々に注目されるべきで、広く世間に告知すべきです。多くの証言者が証しています。中国で多くの善良な囚人が拘束されており、臓器移植に使われています。臓器移植をする人の待機時間が非常に短く、しかも臓器移植センターと刑務所は同じ所にあり、これは偶然では済まされません! 誰でもこれらの関連性を見抜くことができます。これはとても恐ろしいことで、重大な犯罪です。我々はこの事を必ず中国との対話のスケジュールに入れなければなりません。スウェーデン政府はこのような犯罪を絶対に受け入れられません!」と語った。

'图4:国会议员阿尔梅在政治周法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>展棚前接受采访'
アンソフィ・アルム議員

 中国による学習者の活動を妨害する企みは失敗に終わる

 活動の2日目、スウェーデン国家テレビはホームページに、法輪大法学会の文章を報道し、そこでイギリスのロンドンで開かれた「民衆法廷」の発表し、法輪功学習者の臓器が中国共産党に強奪され、売買によって暴利を得ていると報告した。さらに、中国駐スウェーデン大使・桂の個人情報を米国に提供したこと、その理由は桂はスウェーデンにまで法輪功に対する迫害を広げ、法輪功を誹謗中傷する虚言をでっち上げ、マスコミを利用して法輪功を陥れ、自ら積極的に中国共産党の法輪功に対する人権迫害に参与していることを伝えた。彼は学習者の大使館前での陳情活動をもたびたび妨害しており、スウェーデンの集会の自由と言論の自由を破壊したという。彼の犯罪行為はすでにスウェーデン外務省に報告され、マスコミによって報道された。

 活動の3日目、中国大使館はスウェーデンの広告会社の知名度を利用して、「中国デ―」と題してイベントを行ない、各界の人々を招き、中国における人権は最もいい時期であると宣伝した。学習者は会場の前で真相パネルをかざして中国で行なわれている臓器狩りの犯罪行為を暴き、同時に中国大使と随行者らに再び悪事を行なわないよう警告した。

'图5~6:法轮功学员在大使馆活动开幕式的时段,在其门口和街对面举牌揭露酷刑、活摘器官罪恶等展板,同时告诫中共大使和其随行人员勿再行恶。'
「中国デー」会場前で、中国の臓器狩りを暴く学習者たち

 中国大使館の官員は密かに警官に学習者を追い払うよう求めたが、警官は「これは民主的な活動であり、ここでは一人一人が自分の意見を発表することができる。ここはスウェーデンの国であり、彼らはスウェーデンの法律を犯していない。法輪功学習者はここに立つ権利がある」と告げた。

 イベントの開会式で学習者はいくつかの問題を質問した。中国大使官員は気まずそうにし、返答は乏しく、多くの参加者が席を立ち会場を離れ、学習者たちに法輪功の真相資料を求めた。中国大使官員の活動は多くのマスコミに、専制政治を行なう中国共産党は、我々のアルメダレン・ウィークでウソの外交宣伝を行なっていると批判された。

 活動の現場を通りかかった多くの人々は、学習者が法輪功の真相パネルをかざして、真相資料を配っているのを見て、「よくやっている、続けて続けて、がんばれ!」と応援した。

 『馬三家からの手紙』は人々を感動させる

 アルメダレン・ウィークの最後の2日間は、ドキュメンタリー映画『馬三家からの手紙』を上映し、中国問題専門家を招いて質疑応答に応じた。上映式典には国会副議長・ロッタ・ジョンソン・フォルナーブ議員、アンソフィ・アルム国会議員、ラース・トマソン国会議員、およびその随行者たちが出席した。

 映画を見た者の中には中国大使館が主催した「中国デー」に参加して、学習者から映画上映の情報資料を渡されて、ここへ見に来た人もいた。彼らは映画の2人の主人公の真実の話に深く感銘を受け、多くの観覧者は涙を拭きながら映画を見ていた。

 上映の終了後、中国問題に関する専門家との質疑応答の中で、どのようにして中国共産党のネット封鎖を突破できるのかとか、多くの中国人に情報を知る権利を持たせてあげたいとか、また、中国がスウェーデンでも共産党浸透工作を行なっている問題についても質問が出され、会場は盛り上がり、映画館の営業時間が終了するまで続いた。

 アンソフィ・アルム議員はフェイスブックで、「私はこの2日間耐え難い、沈痛な経験をしました。私たちの世界でこのような邪悪な事が起きているとは、これらの犯罪を私たちは絶対に見て見ぬふりをしてはなりません!」と記した。

'图7:瑞典每日新闻报(Svenska Dagbladet)报导”马三家求救信”和采访法轮功学员(网络截图)'

スウェーデンの日刊紙のスヴェンスカ・ダーグブラーデットが、『馬三家からの手紙』を報道

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/10/389844.html)
 
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