金永新さん 済南刑務所で殴打され 警官は家族を脅す
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 【明慧日本2019年9月26日】青島市市北区裁判所は2017年9月1日、法輪功学習者・金永新さん、卞麗訓さん夫婦に、それぞれ懲役8年の判決を言い渡し、それぞれに罰金3万元(およそ45万6000円)を科した。

 2019年8月6日の午後、金さんの弟や妹、娘は済南刑務所に行って、金さんと面会をした。

 面会した際、金さんは弟に、「もう少しのところで、会えなかった」と言った。金さんは刑務所内の受刑者の中の四大悪人の中の2人が、何度も残忍に自分に暴行を振るった事、警官らは受刑者らの暴力を見て見ぬ振りし、放任していたことを話した。暴力を振るった2人の名前は任強と呉金達で、自分が暴行を受けた後、血圧が280 mmHgまで上がったと話した。

 ここまで話し終わると、第11番監獄区の隊長は顔色を変え、また他の数人の警官らもやって来て、警官らは、「金お前、黙れと言っただろうが」と叫び、直ちに、面会は取り止めになり、金さんを強引に連れて行った。

 金さんの身内達がここを離れようとした時、警官は金さんの弟を呼び止めて、「お前は何者か?」と聞いた。「弟です。あなたのお名前は?」と聞くと、警官は「お前に言う必要はない」と怒鳴った。

 そして、「お前の兄貴は刑務所で、よく釈迦牟尼とかのことを言って、うるさい」と言った。金さんの弟は「お釈迦様のことを言うのは、法律違反ですか? 暴行を受けるべきですか? いかなる口実をつけても、人に暴力を振るうのは法律違反です。中国では多くの寺にお釈迦様を祀っていますが、それもだめなのですか? このことで、殴られるべきですか?」と反論した。

 それを聞いた警官らは立腹して、「もうお前とは話さなくていい。こうするのならば、もう今後、お前らの面会の資格を取り消すまでだ」と言って、その場を離れた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/8/391212.html)
 
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