【明慧日本2019年9月28日】フランスでは毎年、法輪功(FalunGong)の子ども学習者たちを対象に、年に一度の明慧(ミンフイ)サマーキャンプが開催される。9年目となる今年は、スイス国境に近い、フランス東北部の小さな村で行われた。参加した子ども達は、気功の動作や書籍『轉法輪』を一緒に学んだほか、撮影、スイミング、中国古典舞踊のレッスン、デザート作りやキャンドル作りなどのアクティビティを楽しんだ。
今年のサマーキャンプには4歳から17歳まで、37人の法輪功の子ども学習者が参加した。フランス国内だけでなく、ベルギーやスイス、ドイツからも参加者が集まった。
毎朝、午前中はみんなで一緒に動功(立って行う)の気功動作を練習し、午後は座禅を行った。ふだんはよく騒ぐ子ども達も、静かに集中して練習していた。
キャンプに参加した8歳のレミーくんは、家で座禅をするとき、足が痛くなるとなかなか集中できないが、みんなと一緒に座禅すると痛みも我慢できて、とても気持ちよくなったという。
10歳のルイスくんはある時、年下の子とケンカして、我慢できずに相手を叩いてしまったという。しかし、法輪功の教えである「真、善、忍」を思い出し、善良な心を持ってもう二度と人を叩かないと決めた。その後、ある友達がいたずらをしてきて、ルイスくんは怒って叩こうとしたが、自分で抑えることができた。ルイスくんは、相手を傷つけることなく、忍耐もできたのでとても嬉しかったという。
サマーキャンプでは毎朝2時間、中国古典舞踊の練習が行われた。今回は神韻芸術団のダンサーだった2人を講師に招き、特別レッスンも実施した。キャンプの最終日には、子ども達が一生懸命に練習した舞踊のステージ発表が行われ、キャンプのスタッフのほかに、村に住む人達も会場を訪れてステージを楽しんだ。子ども達は舞踊の発表の後、法輪功の五式の動作も披露した。