広東省茂名市の潘培徳さん 連行され3カ月以上
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 【明慧日本2019年12月22日】広東省茂名市白区の法輪功学習者・潘培徳さん(63歳男性)は、自宅に侵入して来た警官らに身柄を拘束され、すでに3カ月以上経った。家族は弁護士を雇い、潘さんのために無罪であると弁護させたいと思っている。

 12月9日午前、弁護士は茂名市第一留置所に行き、潘さんと面会した。当時の潘さんは囚人服を着せられて、手枷をかけられて痩せたが、外見から見れば元気そうだった。

 弁護士は市の高新技術産業開発区公安支局の警官に、一時出所の資料を提出したが、警官に「共犯者をまだ捕まえていない。すでに指名手配した」と言われた。

 潘さんは1956年生まれで、定年退職した工場の元従業員で、周りからは好評を得ていた。妻は2019年の旧正月ごろに亡くなり、2人の息子は立派な大人になり、よく親孝行している。藩さんは1人で長男の所に住み、普段は息子と会話をしてゆったりと暮らしていた。藩さんは法輪功を学んでから、健康を取り戻し、息子たちはもう父の健康を心配しなくてもよく、とても安心した。

 2019年9月16日午後4時ごろ、潘さんは電白区水東の家にいた時、配達員を装う警官がドアをあけ、8人の警官らに侵入された。藩さんは連行され、家にある法輪功の関連書籍数十冊、法輪功の資料100枚あまりの私物を押収された。

 9月16日午後6時ごろ、警官は潘さんを実家の米糧村まで連れて行き、古いカレンダー、法輪功創始者の写真などの私物を押収した上で、潘さんを市高新技術産業開発区公安局支局まで連行し、取り調べた。その間、警官はずっと部屋の中で喫煙し、煙が部屋中に広がった。この間、潘さんに水も食事も与えられず、タバコを吸わない潘さんを苦しめた。

 翌日の9月17日午後3時ごろ、潘さんは警官に茂名市第一留置場に拘禁され、現在に至っている。

 9月18日、家族は市高新技術産業開発区公安局支局から出された、潘さんへの刑事拘禁通知書を受け取った。

 潘さんの息子は「父はとても優しい人です。どうして連行されたのですか」と納得できなかった。息子2人は潘さんが住むマンションの管理会社の責任者を訪ね、当時の監視カメラの映像を確認したいと願いでたが、この映像は市高新技術産業開発区公安局支局の警官により、削除することを強いられた。

 潘さんの連行に加担したのは、市高新技術産業開発区公安局支局の国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の陳海峰、七逕派出所の警官らである。

 法輪功は「真・善・忍」を教える佛法修煉法である。法輪功を学ぶ人はその教えに従い、より良い人になることを目指し、このような残酷な迫害を受けるべきでない。現在、潘さんは連行されてすでに3カ月以上経った。家族は潘さんの安否を心配し、正義ある人達にこの件について、注目するように呼びかけている。また、この迫害に加担している法曹機関の関係者が早く目覚め、自分と家族に明るい未来を選択するように望んでいるという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/16/397106.html)
 
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