青島の姜小莉さん 懲役7年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2020年1月20日】最近の情報筋によると、青島の法輪功学習者・姜小莉さんは懲役7年6カ月の実刑判決を宣告されて、章丘女子刑務所に拘禁されたという。

 2017年10月16日午後、警官らの一団は姜さん宅に駆けつけ、ドアを叩いて住宅に侵入し、家宅捜索を行なった。警官らは室内で待ち伏せて、訪問しにやって来た学習者のパン艶春さんや林学清さん、彭作玉さんを次々と室内に引きずり込んで、連行した。

 午後6時過ぎ、姜さんの娘が会社を退勤して帰宅し、ドアを開けた途端に、すぐに警官に引きずり込まれた。1人の警官が娘に警察手帳を見せたが、国安(刑事警察とは違って、秘密裏に探偵や尾行を責務とする警官のことで、いわゆるスパイをいう)だった。河西派出所の騰所長と譚副所長、および青島市北支局の楊警官らもその中にいた。

 譚副所長は「今回は国安、市北支局、河西派出所が連合してこの案件を取り扱い、姜小莉を1年近く監視していた」と言った。

 警官らは姜さん、パンさん、林さん、彭さんを連行して留置場に送った。姜さんの娘も連行されたが、その後、解放された。パンさんの息子は翌日、実家に帰った時に連行された。

 当日、青島市北区公安支局は20人以上の法輪功学習者を連行した。連行された学習者たちは、ほとんどが60~70代の高齢者で体調が悪い人も多く、拘禁の条件に適合しなかったが、無理やり拘禁された。

 1カ月後、姜さんなどの学習者9人に対して、逮捕状が発布された。王明徳さんと尹徳蘭さん夫妻2人は、ともに懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 2018年5月24日、学習者の公ヒ啓さん(定年退職した元上級大佐)に対して裁判が開廷され、その後、懲役7年の実刑判決を言い渡された。

 2019年3月19日、宿桂花さん、于憲栄さん、呂勇華さんの3人に対して裁判が開廷され、宿さんは懲役9年を宣告されたが、体調が非常に悪いのが原因で拘禁できないため、居住監視となり、罰金3万元(およそ48万円)を科された。于さんは懲役6年と罰金2万元(およそ32万円)を科された。呂さんは懲役4年6カ月と罰金1万元(およそ16万円)を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/15/399010.html)
 
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