バイクにぶつけられた80代年配者 自分で家に帰る 
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年11月15日】今年の3月4日に、私は用事でバスに乗って出かけました。バスから降りた途端に、1人の若者がスクーターに乗って突進して来ました。よけるのが間に合わず、私はぶつけられて転倒してしまいました。その時、師父のお言葉である「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある」[1]を思い出し、「私は修煉者です。大丈夫です」と心の中で繰り返して言いました。

 ぶつかって来たのは出稼ぎの若者でした。彼は老婆の私がひどく転倒したのを見て、とても心配のあまりしばらく茫然としていたようですが、彼は私を支えてゆっくり座らせてくれました。私は彼を責めず、ただ腰が辛く感じ、目の前が真っ暗でした。

 しばらくして落ち着いてから、「私は法輪功の修煉者です。あなたには迷惑を掛けませんから、安心してください。今日あなたと出会ったのは私達に縁があるからです。あなたに言いたいことがあります。学校に通っていた頃、赤いネッカチーフをつけましたか? 青年団に入りましたか?」と聞きました。彼は「ええ、入りました。入党もしました」と答えました。私は「中国共産党は腐敗して悪事を働き、神はそれを滅ぼそうとされています。今、中国ではすでに3億人が三退をしました。押された獣の印を消せば、平安が守れます」と言うと、彼は喜んで実名で三退をしました。そして、息子にも少年隊から脱退させました。

 若者にお守りを渡したら、彼は喜んで受け取りました。彼の姿を見て、この親子が救われたことを心から嬉しく思いました。そして、私は家族に電話もせずに若者にバス停まで送ってもらって、一人でバスに乗って家に帰りました。家に帰ると、師父の写真の前で両手を合わせ、「私を救ってくださった慈悲なる師父に感謝いたします」とお礼を申し上げました。師父のご加護がなければ、私のような80代の老婆がこれほど強くぶつけられて転倒したら、その結果は、想像に堪えないことになっていたはずです。

 息子は私が交通事故に遇ったことを知り、そして、寝込んでいる私の顔色がよくないと見て、「病院に行ってレントゲン写真を撮ったほうがいいよ」と言いました。私は「要りません。師父がおられ、法もあって、私は正念で関門を突破します」と言いました。午後、同修が来てくれました。私たちは一緒に発正念をして、旧勢力の妨害と迫害を徹底的に否定しました。それから私は毎日法を学び、法を聞き、煉功をし、正念を発し、断固として師父が按排された道を歩み、旧勢力の按排を全面的に否定し、妨害を排除し、絶えず発正念の口訣を念じました。そして心の中で、「私は李洪志の弟子であり、他の按排は要らない、認めない」[2] という一念を繰り返して言いながら強めました。

 しばらくしてから、私はご飯を作れるようになり、家事もできるようになり、体が日に日に良くなりました。

 再び師父の慈悲なるご済度に叩頭して感謝致します。師父の慈悲なるご加持とご加護に感謝致します。これからも弟子としてただただ精進して、師父のご恩に背かないようにするだけです。

 以上は個人の体得ですが、間違いがあれば、同修に慈悲なるご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇〇三年元宵節での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/19/394680.html)
 
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