【明慧日本2019年11月24日】(雲南=明慧記者)雲南省蒙自県高家村の法輪功学習者・何蓮春さんは、2019年2月2日に10年の冤罪を終えて帰宅した。そして、昆明に来てアルバイトをやり始めた何さんは、2019年9月25日、体調不良で解放されたばかりの学習者の王匯真さんを見舞いに行った際に、周辺で待ち伏せしていた国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに再び連行され、2019年11月2日に検察庁により逮捕令状が発付された。
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今まで、何さんは連続して二度も連行され、判決を言い渡されたことがある。2001年10月、何さんは法輪功迫害の真相を人々に伝えたため、懲役7年の実刑判決を宣告され、刑期より1年6カ月ほど早めに解放された。2009年6月、何さんは再び連行され、懲役10年の重刑を宣告された上に、610弁公室の人員らに、夫と離婚するように強制された。これまで幸せだった何さんの家庭は、そのため離散した。2019年2月2日、何さんは解放されて実家の石屏県に帰った。何さんは2001年から18年の間の計15年6カ月の長きに渡って、拘禁されていた。
生計のため、何さんは10年の冤罪を終えて、昆明市に来てバイトを始めた。2019年9月24日、昆明市の法輪功学習者・王匯真さんは、自宅で数人の学習者と一緒に『轉法輪』を勉強していた時、連行された。王匯真さんは体調不良で、そして他の学習者たちも高齢のため、皆が家に戻された。翌日の9月25日、何さんは王匯真さんを見舞いに行った。だがしかし、結果的に待ち伏せをしていた警官らに連行され、蒙自県の紅河州留置場に拘禁された。
2019年9月27日、国内安全保衛部門と現地の派出所の警官らは、何さんの実家に行き、家宅捜索を行なって個人の私物を押収した。
最近、家族は検察庁が2019年11月2日に、逮捕令状を発付したという知らせを受け取った。
法輪功を学び 病気が回復する
何さんは小さい時から体が弱くて病気がちで、15歳になってから生理痛、喘息、座骨神経痛などの病気を患い、西洋医、漢方医、民間薬の方法をすべて試しても、治らなかった。
1996年6月、26歳の何さんは法輪功に出会ってから、自然に病気が治った。そして、人生の意義が分かり、健康を取り戻した何さんは、結婚して子供も生まれて幸せに暮らしていた。しかし、1999年7.20の迫害が始まってから、何さんは法輪功を学んでいるという理由で、ひどく迫害された。
雲南省第二女子刑務所で受けた迫害
何さんは留置場でも雲南省第二女子刑務所でも、ひどい迫害を受けた。刑務所で、何さんは10キロの重い足かせを付けられて殴られ、独房に閉じ込められた。また、長さ約20センチ、幅約6センチの小さい腰掛けに座らされ、トイレや買い物、家族との面会も許されず、きついコルセットを付けられ、無理やり灌食された。何さんは100回以上、薬を注ぎ込まれたことによって、口腔内や鼻腔内が潰爛して出血し、歯も緩んで奥歯1本と前歯1本が抜け落ちたため、食事を取ることが困難となり、胃の痛みなどで2回緊急入院したことがある。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)