独で『轉法輪』発行25周年記念の修煉体験談
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 【明慧日本2020年2月9日】『轉法輪』の初版が1995年に発行されて以来、今年で25年が経過した。1998年に『轉法輪』のドイツ語版が出版されたことで、ドイツ語を話す国や地域の大勢の人々が修煉するきっかけとなった。そしてその後、法輪功学習者の親戚や同僚達の多くが、大法の奇跡を目撃するようになった。


6000人の人文字で作った『轉法輪』の本

 『轉法輪』を読むことによって、生活の苦境から脱した学習者がいれば、社会への不満を放棄し、自分を大法の要求で厳しく律する学習者が現れた。ある学習者は苦しい感情から抜け出し、ある学習者は常に他人の立場に立って、物事を考えるようになった。ある学習者が『轉法輪』を読むようになると、周りの人達までが受益する場合が出てきた。例を挙げたように、法輪功を学んだことで受益した者が数え切れないほど多く出現し、皆は先生の教えや悟(さとし)に感謝し、さらにより多くの人達がこの『轉法輪』を手に入れられるよう願った。

 人生のどん底から抜け出す

 ミレーナさんは高級美容院の店主である。法を得たその幸せについて、ミレーナさんは語った。「初めて『轉法輪』を読んだ時、その内容に惹きつけられました。法を学ぶために、仕事を終えたら走って車に向かい、できるだけ早く家に着きたかったくらいです。料理を作る時間もとらずに、冷蔵庫の中も空っぽでした」

 仕事が大成功したミレーナさんは人生のどん底を振り返りながら語った。「今まで生きてきて、苦しみをいっぱい舐めました。幼少期から父の虐待を受け、その後、家族は学費を払ってくれず、大学に行けませんでした。起業する時、多くの苦しみを舐めましたが、自分の家族から与えられた苦痛と比べれば大したことではありませんでした。私の夫は2回くらい違法なやり方で、私のそばから息子を離しました。その後、『轉法輪』を読む時、『佛家の言う衆生済度の意味は、あなたを常人といういちばん苦しい状態から高い次元へ導き、永遠に苦しみから解放し、解脱させることです。 衆生済度とはこういうことを意味しているのです 』と言う法を読んだとき、感動で全身が震えました。これこそが自分がずっと探してきたものだと思いました。続けて読んでいるうちに、人生における様々な問題が一つずつ解決しました。もちろんその後も、自分は自由自在で素晴らしいと言うわけではないのですが、『轉法輪』を1回読み終わる度に、自分はあんなにも多くの悪いことをしてきたと分かるようになり、文句を言わない方がいいなぁと意識が変わりました」

 ミレーナさんは『轉法輪』を初めて読み終えた時に、強く印象に残った変化を語った。「突然、何も怖いものなどないとわかるようになりました。修煉する前はできるだけお金を儲けようと考えていましたが、『轉法輪』を読み終えたあと、お金にあまり執着せず淡々とするようになりました。お客様からは私の顔がやや赤みを帯び、性格が楽観的になったと言われ、恋をしていますか、と聞かれたこともありました」

 もう1人の学習者のエヴァさんは3人の子供を持つシングルマザーである。『轉法輪』を学ぶことで、人生のどん底から抜け出したという。エヴァさんのお母さんは母親だけではなく、もっとも仲がいい親友でもあり、いなくなる前に、エヴァさんをいろいろよく手伝ってくれたという。お母さんがいなくなった時、エヴァさんはたいそう切なかった。エヴァさんは「お母さんを思うと、なかなか涙がとまりませんでした。『轉法輪』の中にある『自分の心より魔が生じること』と言う節を読み終わると、その心の痛みがすぐに消えました。自分に同情する必要はなく、泣く必要もない」と分かったという。

 何年もの間、ずっと捧げてきた祈りにやっと返事があった

 セブリナさんは絶望と孤独の中で、『轉法輪』を得たことをセブリナさんは語った。「以前、商売をやっていたことがあります。商売する中で人々の道徳が悪くなったのをこの目で見てきました。このまま進んでいけば、どうすればいいのかと考えたこともあります。宗教にも自信をなくして、絶望していました。毎日最初のうちは、創世主に祈りを捧げて助けを求めていました。もちろん創世主が一体誰か知りませんでした」

 「『轉法輪』を手に入れた時、すぐ読んだわけではありませんでした。正法であるかどうかを先に確認しなければと思い、目次から見ました。殺生の問題というタイトルに興味を持って、読み始めました。読み終わると、先生は殺生の問題に対して厳しく要求されていると感じ、この法輪功が正法に違いないと判断しました。そして最初のページから本を読みました。『釈迦牟尼や老子が当時説いた理は、すべてこの銀河系の範囲内の理でした。われわれ法輪大法は何を修煉しているのでしょうか?  われわれは、宇宙の演化の原理に従って修煉し、宇宙の最高特性─真・善・忍という基準に基づいて自らの修煉を指導しているのです。われわれはこれほど大きなものを修煉しているのであり、宇宙を修煉していることに等しいのです』という法まで読むと、先生が説いておられる法は、すでに釈迦牟尼や老子が説いた法よりかなり高いとわかりました。その時、自分が捧げてきた何年もの祈りに、ついに返事があったと感じ、とても嬉しかったです」

 『轉法輪』を読み終えた後、セブリナさんは以前のように社会に不満を持たなくなり、自分に厳しく要求するようにしたという。「1回読み終えると、他の人の道徳がどれほど堕落しているかは言う必要がないと思うようになり、自分も本当の良い人間になっていないと分かりました。『轉法輪』を読み終えた後、他の人からタダでもらったプレゼントは、そのまま返すようにしました」

 心配していることを放棄し、心身ともに軽快になる

 科学研究をしているウルスラさんは最初から『轉法輪』に惹きつけられたという。ウルスラさんは「『轉法輪』は不思議な本です。初めて読む時には、ページごとに読み終えるたびに多くの問題が出て、続けて読むと、先に出た問題の答えがありました。その後また新しい問題が出て、また回答があって、と言う繰り返しでした。読めば読むほど手放せない感じがします」

 夫や娘と和やかに生活しているウルスラさんだが、以前は全然違っていたという。「自分は修煉する前は、とても心配性な人間でした。特に自分の子供に対してとても心配していました。視線から離れたら、すぐ心配になります。何年か前のある日、娘は他の都市に行き、部活の試合に参加しました。夫は車で娘を送るつもりでしたが、大雪が降ったので夫の運転で大丈夫かと心配し始め、どうしても自分が一緒に行きたいと言い張りました。しかし、出発直前になって、突然お腹が痛くなりました。その痛みを緩和するために『轉法輪』を読み始めました。少し読んでいるうちに、心配がいらないと思うとお腹が痛くなくなり、一緒に行かないと決めました。このような心境の変化は以前から見れば、絶対に考えられないことでした。それ以後は、余計な心配がなくなり、娘も以前より楽しくしています」

 ウルスラさんの母親は法輪功を修煉していないのだが、受益しているという。「母親はカトリックを信仰していますが、『轉法輪』を読んで、やっと『聖経』が説いた話が分かるようになったと言っていますした」

 他人をよく理解するようになる

 1990年以後、中国で生まれた若者が1人、今ドイツで暮らしている。彼女は子供の頃から法輪大法を知っており、中国の学校で勉強する時に、常に『轉法輪』の中の法理で自己に要求したという。「以前、学校でクラスメイトとトラブルが起こって、争ったり、酷い言葉を口にしました。その後、自分にしっかり要求し、わがままにしてはいけないと認識しました。高校生になってから、同じクラスメイトに好かれるようになり、その中の1人の女子は自分と一緒で本当に良かったと言ってくれました」

 「実はこの世に生きている人は皆苦しいんです。誰でも厄介な問題に遭う可能性があります。他人から中傷されるかもしれません。なぜなら、人間は往々にして自分の苦しみが分かることしかできず、他人の苦しみが分からないからです。正しい法理の指導がなければ、自分の苦しみを減らすために、利己的になるかもしれません。大法がなければ、他の人と同じように、ゲームに夢中になったり、あちこちで暴飲暴食したり、お酒を飲んだり、限度がない遊びをする人になるかもしれません。家族のことを考えず、他人のことを考えず、自分が欲しい物を手に入れるために悪いことをするかもしれません。自分は大法弟子の家に生まれて、本当に良かったです」

 『轉法輪』を読んで、周囲の環境が改善された

 ハンブルグで暮らしているペトラさんは、『轉法輪』は自分の両親に対する不満を放下させてくれた上に、自分の仕事の環境をも変えたという。ペトラさんは「自分は周りの環境に良い影響を与えることができると気づきました。例えば、自分がいる時、同僚が汚い言葉を発したら、彼らは私に謝ります。自分がいれば事務所の雰囲気がよいのです。兄が我が家に泊まっている間、心地良いと語ってくれました」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/9/398770.html)
 
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