貴陽市の李源佑さんに懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2020年3月1日】貴州省貴陽市の法輪功学習者・李源佑さん(62歳女性)は15カ月間拘禁された後、懲役3年の実刑判決を宣告された。李さんは控訴し、弁護士も控訴状を貴陽市中級裁判所に提出したという。

 李さんは2018年9月3日、貴陽市青雲路で人々に法輪功の資料を配布した時、警官に身柄を拘束され、南明留置場に拘禁されたが、その後、貴陽市烏当区永楽郷にある「三江留置場」に移送され、同年10月1日、逮捕状が発付された。

 南明区裁判所は李さんに対して開廷した。最初、開廷日時は2019年6月3日~7日までの間と知らせたが、期間が過ぎても何の動きもなかった。裁判所側は2回目は6月13日午前10時に開廷すると通知した。

 李さんの家族数十人は13日当日、朝早くから南明区裁判所の入り口で待っていたが、10時になっても、11時になっても何の連絡もなかった。12時になって、午後1時に延期すると知らされた。

 午後1時になって、弁護士2人と傍聴席の親族2人は入廷した。現場の警官は「ここの法廷は狭すぎるから、傍聴席には2人しか座れない、この施設はトラブルがあって場所を変えなければならない」と告げた。弁護士2人は警官に連れられ、傍聴席の親族2人は、南明区公安局の警官数人により裁判所から双龍公安局支局に連行された。さらに、法廷外にいる法輪功学習者約30人も少しずつ双龍公安局支局に連れて行き、写真撮影をして個人情報登録証、カバンの中などを調べられた。当公安局は「これは上層部からの命令だ」と言い、あとで学習者の居住地である貴陽市の各区の公安局・支局・及び派出所の警官に処理してもらうと言った。

 法廷を別の小さな審判室に変えて開廷した。李さんの弁護士は法輪功を学ぶことは無罪である、法輪功の素晴らしさを伝えることも無罪である、法輪功の資料を所持することは有罪の証拠にならないことなど根拠強い弁護をした。その期間、法廷には人が少なかった。弁護士はもともと傍聴席にいた李さんの親族2人が連行された件を問い詰めたが、裁判は通常のやり方では終わらず、午後3時にいいかげんに終わらせた。

 4カ月が過ぎ、裁判所は新しい証拠があるという理由で2019年10月25日に開廷することを知らせた。この時の開廷状況は調査中である。

 2019年12月下旬、弁護士は李さんが懲役3年の実刑判決を宣告されたことを知った。李さんは判決を不服とし、控訴した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/21/401460.html)
 
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