潘峰さんは安徽宿州刑務所で拷問される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年3月23日】安徽淮南市の法輪功学習者・潘峰さん(41歳男性)は2018年4月、村で法輪功の資料を配った時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報されて連行され、淮南市留置場に数カ月拘禁された後、同年末に懲役7年の実刑判決を宣告され、安徽宿州刑務所に移送された。潘さんはこれまでニ度も懲役刑を科され、刑務所で10年近く迫害された。

 2019年8月13日夜7時頃、安徽宿州刑務所第一監獄区の区長・楊保生(警察番号3420035、携帯電話番号15956016563)は、潘さんを事務室に呼びつけて「二書を知っているか?」と聞いた。潘さんが「知っている」と答えると「書くか?」と聞かれ、潘さんは「書かない」と答えた。この時、第一監獄区指導員・鐘晓東(警察番号不詳)と当直の警察官・簡相乾(警察番号3420244)が突然入って来て、潘さんに手錠をかけて事務室の壁に吊るし上げ、激しく殴打し始めた。彼らは潘さんの横っ面を殴って足で蹴り、さらにゴム棒、警棒、唐辛子の水を使って9時頃まで殴り続けた。激しい殴打の結果、潘さんは全身傷だらけになり、鬱血してアザだらけになった。下ろされた時、潘さんは自力で歩けなかった。あまりにも重傷を負った潘さんは痛くて眠れず、同じ部屋の人に迷惑をかけないため、警官は仕方なく、夜中に潘さんを刑務所の病院に搬送した。刑務所病院は医療設備が揃っていないため、まともな治療も受けられず、簡単な点滴しかしてくれなかった。

 翌日、潘さんは断食をして迫害に抗議した。8月17日、警官は潘さんを独房に閉じ込めた。そこでは、飲料水もトイレも、全部同じ和式の便器の水しか使えず、掛け布団も薄くボロボロで、とても臭かった。食事は1日に1回しか与えられず、しかも、小さな蒸しパン一つだけだった。健康な人でも全然足りない量なのに、重傷を負った人にとっては、言うまでもなく栄養不足だった。潘さんは寝るのも座るのも禁止され、壁に向かって直立不動をさせられた。潘さんは自分の良心に反して法輪功を誹謗中傷する「二書」を書かないため、8月13日~17日までの間、何度も吊るし上げられて、拷問された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/22/399644.html)
 
関連文章