トロント 自宅の勉強会での不思議な体験を回想
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 【明慧日本2020年6月16日】1992年5月13日、李洪志先生が中国長春で最初の法輪大法の講習会を開催され、1994年12月までに、9日間の講習会はおよそ56回行なわれた。それ以後、法輪大法は中国全国で広がっていった。

  海外の法輪功学習者たちは、より多くの市民に法輪功を知ってもらい、法輪大法の素晴らしさを感じてもらうように、自発的に9日間の勉強会を行なって功法を教えることにした。トロントの文化センターとパシフィックモールの本屋では、常に9日間の勉強会を行ない、ある学習者は自宅で勉強会を行なうこともあった。トロントの学習者の古辛さんは、自宅で9日間の勉強会を行なったことを回想した。古さんは「勉強会を行なった際、不思議なことが多かったのです。新しい学習者のことを思い出すと、彼らの変化と向上は、私にとって激励でした。5.13の法輪大法デーにあたり、心より師父に感謝申し上げます」と言った。

'图:今年八十岁的古辛女士恭贺师父生日快乐!感谢师父救度之恩!'

今年80歳の法輪功学習者・古辛さん

 自分が受益したので、より多く人に受益させたい

 今年80歳の古辛さんは、1994年から中国四川省で修煉し始めた学習者で、大学の先生であった。法輪功を修煉する前はメニエール病、胆嚢炎、胃炎、関節リウマチ、腎炎、不眠症など十数種類の病気を患い、ご飯より薬を飲む方が多いように感じ、50歳の古さんは病気で辛かった。「病気治療のために、いろいろな気功を習ったことがありました。しかし、それらは効果のある気功ではなかったため、気功のことを信じなくなりました。ある日、主任から私に法輪功の講習会に参加するように要請があったので、断ることはできないと思ってやむなく参加しました。その日、第一式、第二式の功法だけしか学ばなかったのですが、家に帰って、階段を上がる時に、体が漂うように軽く感じました。家は6階にありますが、法輪功を勉強する前は、途中まで上がったら息が苦しくなっていましたが、その日は一気に上がりました。夜になると、睡眠薬を飲み忘れ、夜明けまで寝ていたのです。起きたとき、この功法が本当に不思議に感じられ、本当にラッキーと思いました。法輪功を修煉して3カ月後には全ての持病が消えました」と言った。

 古さんは「自分が受益したので、より多く人に受益してもらいたいのです。中国にいる時はいつも9日間の勉強会を行ない、学習者に功法を教えました。出国した後も、9日間の勉強会を続けましたが、より多くの人に受益してもらいたかったので、ずっと機会を探していました。後に、他の学習者が私に電話をしてきて、『9日間の勉強会を行なうつもりだが、功法を教える人が1人足りない』と言いました。よかった、本当にいいチャンスを与えてもらったのです」。それからは、海外で他の学習者と一緒に9日間の勉強会を行なっている。

 古さんと他の学習者は2010年2月から、トロントのスカボローにある自宅で9日間の勉強会を行ない、前後69回の参加人数はおよそ939人いたという。「毎日、夜の7時から10時まで『広州説法』を聞き、その後『未来に伝えたい』を見ます。勉強会を行なった最初のころは、新しい学習者に三退させたくても、皆は納得できなかったり排斥する気持ちがいっぱいで、私も強制的に勧めませんでした。9日間の勉強会が終わった後に皆に三退しましょうと勧めると、党、団、隊に入ったことがある人は、なぜ脱退しなければならないか、今はっきりと分かったと言いました」と言った。

 古さんは、「9日間の勉強会に参加した新しい学習者全員が皆、『轉法輪』を購入しました。さらに1セット、およそ40冊以上の説法を購入する人もいれば、神韻のチケットを購入する人もいました。9日間の勉強会はある意味でも一つの神韻チケットの販売口と言えます」

 古さんは幾つかの不思議なことを語った。

 3日で全快、家族の20人以上を三退させた

 2010年、9日間の勉強会を行なった最初のころ、安さんと劉さん夫婦が勉強会に参加した。2人とも70歳以上だった。夫の安さんは胸腔と、腰が酷い傷になっていたので、いつも鉄のパジャマのような服を着用していた。奥さんの劉さんは冠状動脈性心臓病や、高血圧など幾つもの病気を患っていた。中国から来たばかりで、勉強会が行なわれる場所に近い娘の家に住んでいた。夫婦は法輪功が病気治療効果があると耳にしたので、勉強会に参加した。

 勉強会に参加した初日は、安さんは座ることができないため、ソファに横になって説法のビデオを見ていた。3日目になると、背がまっすぐになり、座ることができるようになり、その後、足を組めるようになった。9日間の勉強会に2回連続して参加した安さんは体の調子がだんだん良くなってきた。劉さんも2回の勉強会に参加した後は、体が回復して、病院で検査を受けると、冠状動脈性心臓病が消えて、高血圧もだいぶ改善していた。

 安さんは「法輪功は本当に素晴らしいです。必ず修煉します」と喜んで言った。その後、電話で中国の親戚に、法輪功の修煉によって現れたいろいろな不思議なことを話し、三退も勧めた。結局、およそ20人の親戚が脱退すると表明し、そのリストを私に渡してくれた。

 新しい学習者が敬虔に修煉し、奇跡が現れた

 若者の孫さんが、9日間の勉強会に参加した時は大学生だったが、卒業後、引越センターの会社で働くようになった。ある日、仕事中に孫さんは建物から落ちて、動けなくなり、身体全体の骨が痛くて、バラバラになったように感じた。その後病院に行ったら、内臓の位置がずれていると先生に言われた。しかし、孫さんの皮膚は切れておらず、骨も傷はなく、鬱血もなかった。病院の先生は二つの治療方法を孫さんに教えた。一つは手術を受けること、もう一つは手術を受けなくても半年以上療養しなければならないと言うことだった。ある日、孫さんは突然、自分は法輪功学習者だと思い出し、「内臓がずれており、骨は硬い床に落ちたのに、なぜ身体に傷がなかったのか」と、心に疑問がいろいろ現れた。孫さんは「きっと師父が守ってくださったのだ。さもなければ、骨が折れないわけがない。師父が守ってくださったので、内臓も元の場所に戻るだろう」と思った。

 そこまで思うと、彼はゆっくり座り、痛みもあったが気にせず、少し起きるようにして、完全には横になっていない状態を保ちながら、『轉法輪』を読んだ。3カ月経たないうちに孫さんは全快した。孫さんは「法輪功を修煉してよかったです」と言った。

 全快する前までは、孫さんの彼女は法輪功を修煉することに反対していたが、回復した後、法輪功は本当に素晴らしいと感慨した。それからは、孫さんの彼女は修煉することを支持し、2人は一緒に神韻を見に行った。

 災厄を逃れて、師父に感激

 中国広東省からきた黄さんは、勉強会に参加した後、修煉していない親戚が子供を乗せて、車で迎えに来た。車の中には、新しい学習者の翁さんもいた。車が動き出してすぐに車に衝突されて、車はバラバラになり車の窓も粉々になってしまった。

 警察が来て、生きている人がいるかどうかを探し、助手席の人は死亡しているだろうと言っていた。詳しくよく見ると、5人は生きており、傷もなかった。助手席に乗っていた翁さんは『轉法輪』1冊を、しっかりと胸に抱いていた。車中の黄さんは、メガネが遠くまで飛んでいたが、目は大丈夫だった。怪我をした人は誰もおらず、みんなはそこに座ったまま、呆然としていた。

 その後、黄さんと翁さんは泣き出してしまった。何故ならば、感動で耐えられなかったからだ。彼らは師父が守ってくださったと分かっていた。黄さんの叔母は修煉していない常人だが、それでも合掌して、師父に謝意を示した。師父のご加護がなければ、命が終わっていたに違いない。警察も不思議に思っていたのだ。

 古さんのこのような奇跡は、数え切れないほど多かった。この法輪大法デーに、古さんは詩を作って、慈悲深い師父に感謝し、師父の誕生日のお祝いを申し上げた。

(詩・中国語)

《欢庆五·一三》

乾坤茫茫苍宇间,
转世轮回千百年。
今朝落入红尘中,
寻觅求索苦等待。
险恶苦难皆尝遍,
幸遇师尊把法传。
风雪能铸寒梅香,
恶劣环境炼金刚。
越是迫害志越坚,
抓紧救人讲真相
耐心劝人快三退,
修炼路上不迷途。
三退保命众生盼,
脱离红魔得新生。
举世欢庆五一三,
精進实修随师还!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/19/406300.html)
 
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