ラジオ希望の声 第一回「修煉体験交流会」を開催
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 【明慧日本2020年6月22日】第一回「ラジオ希望の声の法輪功学習修煉交流会」は2020年6月6日土曜日の午後、主会場のサンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスの分会場とオンラインで繋ぎ、開催された。ラジオ希望の声に携わる19カ国の法輪功学習者が参加し、14人が各自の修煉体験をマスメィデアを使って発表した。交流会の参会者は多くの収穫があったという。そしてまた、法を正すこの最後の大事な時期にあたり、修煉の機縁をもっと大切にし、共に高め合うことができたという。

'图:参与希望之声的法轮功学员召开第一届修炼心得交流会。'

第一回「ラジオ希望の声の法輪功学習修煉交流会」会場

 自我を放下して一体となる

 チリのサンティアゴの学習者・李さんは、法輪大法を修煉して20年以上になる古い学習者である。彼女はラジオ希望の声・中国語のニュース放送の編集長である。最初の頃、自分が満足いかない原稿については多く訂正していた。後になって彼女は反省し、自分には原稿を審査する時に、仕事を処理する状態に陥り、表向きでは衆生を救う仕事をしているように見えても、実際は修煉者の基準で問題を処理していなかった事に気づいたという。李さんは「同修が一つのニュースの原稿を書き上げるために、多くの労力を注ぎ込み、努力して自分の衆生を救う能力を最大限に発揮しています。しかし、私は技術の面から取捨選択し、多くを編集してその原稿を自分で書き直していました。自分では同修の立場に立って、同修の思いと努力を考慮していませんでした。原稿を書き直すことは、私にとっては容易でしたが、同修の努力は無駄になってしまい、これは一種の『私』の現れであり、善のない現れです」と語った。

 師父の説法から彼女が悟ったことは、「私達は一緒になってメィデアで人々を救っていますが、一人一人が衆生を救う責任があります。ニュース原稿を審査する際、自分の考え方に符合していなくても、相手を否定するのではなく、できるだけ同修の考え方を理解し、原文のよい部分を残すうえで、足りない部分を付け加える、これこそが修煉者として『他人の事を考える』基準に達することができるのです。同時に、同修一人一人の力を発揮することができ、一体になれるのです」と語った。

 動画制作プロジェクトの中で、嫉妬心を修める

 ニューヨークの学習者・高さんはラジオ希望の声で動画制作を担当しており、彼女は動画制作をする中でいかに心性を修め、心を錬磨し、そして、多くの人心を見つけたかについて発表した。彼女は「私は動画制作をする中で不服の心、嫉妬心、不平不満の心、焦燥心などの執着心を見つけました。特に嫉妬心が強く、常人の似たような動画を見つけると、ほとんど『いいね』と称賛するクリックを押さず、他人が自分より優れていることを恐れていました。ある日、突然目覚めました。自分は相手の動画を『いいね』と称賛しなければ、自分が制作した動画を他人は称賛してくれるでしょうか? これは嫉妬心ではありませんか?」と述べた。

 内に向けて探すことを通して高さんは、嫉妬心の根源は「私(し)」に由来し、一種の貪欲と占有から生じ、自我を実証する執着であるとわかった彼女は、観念を変え、師父が『轉法輪』の中で説かれた「嫉妬心」の法理を暗記したことで情況が変わったという。「今の私は良い動画を見ると、その製作者のために喜び、もちろん『いいね」と称賛し、クリックを押します。自分は嫉妬心について全部取り除かれたとは言えませんが、しかし、嫉妬心について厳粛に修め始めています」と述べた。

 高さんは、視聴者が理解しがたい動画を作らず、大衆に受け入れられる動画を作るためには、自我を放下して他人が何を見たいのかを考えるべきであると思った。そこで、動画を制作し始めた当時のことを思い返した。そして高さんは「制作した動画はクリックの回数の多さが目的でもなければ、お金を儲けるのが目的でもありません。これらは結果としてついてくるもので、その一番の目的は、自分が制作した動画が視聴者の手助けになることです」と悟ったという。

 プロデューサーの仕事に携わって10年、他人への思いやりを学ぶ

 ラジオ希望の声の本社で、10年間プロデューサーの仕事に携わってきた顧さんは、この10年来の仕事での体得について発表した。彼女は「プロデューサーという職務は放送現場の協調人であり、チェックする役目であり、現れたミスを適時に正して、そのミスが放送事故(予定された放送を正常に行えない事態を指す)にならないようにすることです」と語った。さらに、彼女はいい加減な性格を改め、主意識を強く持つことによって妨害を排除し、初めて物事を成し遂げることができ、物事が順調に進まない時は、他人をせめるのではなく、寛容な心で他人を思いやることを学んだという。

 プロジェクトの中で共に成長し、精進する

 イギリスに住む学習者の陳さんは、ラジオ希望の声の欧洲支社文化番組の制作責任者である。彼女は生活動画の撮影準備をする過程で心性を修めたという。数人でこの仕事をスタートさせたが、仕事の忙しさに加えて子育てもあり、ストレスで苦労した。後になってスタッフが増えるにつれ、陳さんはこれまで協調人や管理の経験がなかったが、徐々に模索しながら協調人の仕事を行ない、そして、自分なりの管理方法を作り上げたという。

 陳さんはチームの協調についての体得を語り、よりよく協調の仕事をするためには必ず自分の修煉をしっかりと行なうことだという。彼女は「私達の責任は学習者を良い方向に導き、皆が仕事の中で精進して高め合い、そして、衆生を救うことが、師父が望まれていることです。協調がとれた修煉環境がとても重要で、皆の修煉が昇華すれば、よりよい仕事が行なえるのです」、「皆さんの仕事の積極性をいかに引き出すのかを考えがえるのが、私の仕事の一つです。皆さんは情熱をもって仕事を行ない、自分の力を発揮して、仕事の中で高めることができれば、仕事に打ち込めることができます。同修と大法弟子の使命を多く交流するほかに、自分はプロジェクトの一員であることを認識し、心身ともにこの中に溶け込むことが重要です。そのために、私は仕事の進歩と得られた成績を常にメンバーに報告していました。問題が現れれば、メンバーの意見を聞き、良い修煉の体験があれば、適時に交流しました。このようにして私達のプロジェクトはとても活発になり、メンバーの参与する度合いを高めることができました」と述べた。

 陳さんは、この1年来の欧州ラジオ希望の声での仕事を振り返り、プロジェクトの規模がますます大きくなったという。多くの同修の参与の下で、放送番組の内容はますます良くなり、皆さんの心性も昇華し、師父のご加護に感謝し、同修たちの正念でもって、全体に協調してくれたことに感謝しているという。

 「比して学び、比して修す」、交流会に参加した学習者の感想

 元南京師範大学ロシア語の准教授で、ロシア語学科主任の張玉華さんは、ラジオ希望の声で編集を担当した。学習者の発表を聞いた張さんは、物事を行なう時に、一心に他人の事を考えれば、物事をよりよく行なえるという。

 張さんは物事を行なう時に、他人の事を先に考えるようにと師父から教わったという。また、張さんは「修煉者として、人とトラブルになった時、まず、自分のどこに問題があるのかを内に向けて探し、他人に優しく対処することです。これは一般の人にはできないことです。実践の中で師父の指導がなければ、これらのことはできないのです」と話した。

 謝さんはかつては、語学学校の校長先生であった。謝さんは「第一回ラジオ希望の声修煉体験交流会に参加できて、とても光栄です。私は同修たちの交流を聞き感動しました。この発表は彼らが確実に心性を修める中での現れであり、強く共鳴しました。彼らに比べて自分は物事を行なう時、引き延ばすことが多く、困難に立ち向かわず、いつも逃避しています。今日の交流を通して、私はできるだけ早く全体に溶け込み、怠ることなく皆さんと一緒に精進して、努力して実修します」と感想を話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/11/407568.html)
 
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