カナダ議員 外相に中共官員の懲罰求め書簡を送る
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 【明慧日本2020年8月7日】(カナダ=明慧記者・英梓)カナダ連邦議会議員テッド・フォーク氏は7月22日、フランソワ・フィリップ・シャンパニュ外務大臣に書簡を送り、『外国官員の腐敗による被害者保護法』と『マグニツキー法』を用いて法輪功学習者を迫害した中国共産党(以下、中共)の官員14人の制裁を求めた。書簡の中で、「これらの人々に対する制裁は明確なメッセージを送ることができます。つまり、中共が基本的な価値観を弾圧している時、カナダは手をこまねいて傍観しません。我々はこの価値観を大切にしています」と述べた。

テッド・フォーク議員

 フォーク議員は、長年来、中国共産党政府は一貫して法輪功学習者を標的にして、プロパガンダ、強制的な思想転換と再教育プログラムによる教育、恣意的な逮捕、強制労働、拷問などの違法な強制手段をしばしば用いている。驚くべきことに、中共は系統的に不当に監禁されている法輪功学習者の生体から臓器を摘出して殺害している。何千万人の良心の囚人がこのような恐ろしい暴行に直面し、彼らを待っているのは、利益のために彼らの臓器と遺体が取引きに使われるのだという。

 同議員は、法輪功メンバーやその他の宗教、および少数民族に対するこのような臓器狩りは、信仰の自由を保障する中国の憲法にも、「世界人権宣言」にも、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」にも、国連の「児童の権利に関する条約」にも違反していると指摘した。

 カナダ外務大臣あて書簡の中で、「『セルゲイ・マグニツキー法』の前書きに『人権及び法治は国際法の一部分である』と述べている。『国際的に認められた人権を侵害したすべての者は、世界中で平等に扱われ、制裁されるべきである』とも認めている。世界的な人権擁護者としてのカナダの名誉を考え、あなたが『支持』の行動を取り、このような酷い人権侵害に参与した中共の官員らを制裁することを求める。この人達を制裁することで明確なメッセージを発信することができ、つまり、中共が基本的な価値観を攻撃している時、カナダは手をこまねいて傍観せず、我々はこの価値観を大切にしているということだ」と述べた。

 同議員は、カナダ法輪大法学会は外務大臣に、中共の官員14人の名簿を提出し、制裁の判断材料として、彼らの人権侵害の行為と犯罪内容、および証拠を提出したという。

 同議員は書簡の最後に、私は全力でこの方面における行動を支持すると述べた。

 テッド・フォーク議員が7月22日、フランソワ・フィリップ・シャンパニュカナダ外務大臣に送った書簡全文はこちら「ダウンロード(619KB)」

 カナダ法輪大法学会が外務大臣に提出した、迫害に参与した中共の官員14人の名簿

 1. 江沢民(元中共総書記)
 2. 羅干(元政法委書記)
 3. 劉京(元610弁公室主任)
 4. 周永康(元公安部長、政法委書記)
 5. 薄熙来(元遼寧省長、重慶市委書記)
 6. 李嵐清(元中共中央法輪功問題担当リーダー)
 7. 呉官正(元山東省委書記)
 8. 李東生(元公安部副部長、中央610弁公室主任)
 9. 强衛(元江西省委書記)
 10. 黄洁夫(元衛生部副部長)
 11. 鄭樹森(肝臓・胆のう外科医、浙江省「反邪教」協会元会長)
 12. 王立軍(元重慶市公安局長、副市長)
 13. 張超英(元遼寧省馬三家教養院院長)
 14. 賈春旺(元公安部長)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/30/409803.html)
 
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