張育珍さんは珠海市で迫害されて危篤
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 【明慧日本2020年8月13日】(広東省=明慧記者)江西省の法輪功学習者・張育珍さん(53歳女性)は広東省珠海市で逮捕されてから、すでに1年以上拘禁されている。現在、迫害を受けて全身麻痺になり、危篤状態になっている。

 2019年7月12日、広東省珠海市610弁公室、中山市坦洲鎮610弁公室は地元の法輪功学習者を逮捕した。張育珍さん(女性)、朱青さん(女性)、蘇湘紅さん(女性)、王志軍さん(女性)、李素娟さん(女性)、黒竜江省の張さん(女性)、金源さん(男性)、汪偉斌さん(男性)、樊華明さん(男性)、李柳広さん(男性)などの一部が逮捕されたことが分かった。李柳広さん、李建清さん夫妻は48時間後に解放された。李素娟さん、黒竜江省の張さんは不当に15日間拘束された。蘇湘紅さんは年齢が80歳になり、起訴できなくなって解放され、帰宅した。

 江西進賢県の出身で、大学卒の張育珍さんは、家族全員が法輪功を学んでいる。1999年7.20、法輪功が迫害されてから、張さんは繰り返し迫害され、各種の残酷な拷問を受けた。

 2000年11月、張さんは北京に陳情に行ったという理由で、北京市第2地方裁判所で不当に懲役6年の実刑判決が下され、江西省女子刑務所に拘禁されて迫害された。2005年9月19日、刑務官・熊敏、万敏英に11時間、後手にして手錠を嵌められ、吊り上げられた。次の日(20日)、再び3時間後手にして手錠を嵌められ、吊り上げられた為、両腕、両手が変形してしまって、両腕をまっすぐに伸ばせず、両手の力もなくなった。胸部、首、肩に時々激痛がはしる。刑務所は事実を隠すため、2006年11月10日刑期満了の時、張さんは直接江西省女子強制労働所に移送されて3年間、拘禁された。2009年11月9日、張さんはやっと解放されて帰宅した。張さんの両親は当局から長期にわたり嫌がせをされたり、脅かされたりしたため、次々と他界してしまった。

中共酷刑示意图:吊背铐

拷問のイメージ図:後ろ手にして手錠を嵌め、吊り上げられる

 2019年7月12日、張さんは再び逮捕されて、不当に珠海市第1拘置所に移送され、拘禁されている。張さんは何回も断食をして迫害に抗議した。現在は全身麻痺になり、危篤状態になっている。正義心を持っている国内外の皆様に、配慮と救援の手を差し伸べて頂きたい。

 同じ日に逮捕された金源さんは、不当に8月間拘禁され、2020年3月末に解放された。朱青さんは懲役1年、王志軍さんは懲役3年6カ月、林武勇さんは懲役1年2カ月の実刑判決を宣告された。汪偉斌さんは起訴されている。樊華明さんの詳細状況は不明である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/1/409872.html)
 
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