【明慧日本2020年9月4日】コーンウォールに住む一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、この2~3カ月、武漢肺炎の流行に対する英国政府の社会的距離の政策を見ながら、海辺の町ペンザンスのモーラブガーデンでボランティアで煉功を教え、法輪功の実態を伝える活動を再開した。「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という福音を地域に届け、中国共産党(以下、中共)の法輪功へ迫害制止を呼びかけた。
公園で煉功する学習者・鶴田縁(ゆかり)さんと、トレバーさん |
コーンウォール郡はイギリスの最も西南端にあり、ランズ・エンド沿岸地帯はイギリスの「地の果て」と呼ばれている。ここに住む日系人の学習者・鶴田縁(ゆかり)さんは2007年、モーラブガーデンにある古風な東屋を煉功場として選んだ。
地域に溶け込み、ボランティアで煉功を教える
モーラブガーデンで煉功する学習者ローズさんと、鶴田縁さん |
学習者たちはスケジュールを調整して13年間、モーラブガーデンでボランティアで、煉功を教えている。
今年の5月13日、イギリス政府は中共ウイルスの流行による外出禁止を緩和した。これを機に、屋外での運動や集会が社交的距離さえ保っていればできるようになった。6月初旬、鶴田さんとローズさんは公園で、毎週土曜日と日曜日午前8時から9時までの煉功を再開した。
6月と7月、公園を訪れる人の中で、法輪功に興味を持つ人が増え、法輪功の実態を伝える資料を持ち帰る人も増えているという。
法輪功の実態を理解した当地の議員は反迫害活動を支持し署名する
法輪功の反迫害活動は21周年目を迎えた。イギリスのデレク・トーマス議員は、30カ国600人以上の議員とともに、学習者の平和的で理性的な反迫害を支持し、中共の人権侵害を非難し、中共が直ちに法輪功迫害を停止するよう求める共同声明に署名した。トーマス 議員は、鶴田さんが住む選挙区から選出された議員である。
6月23日、鶴田さんはトーマス議員に手紙を書き、中共の法輪功迫害に反対する世界の国会議員の共同声明に署名するよう求めた。 同時に、邪悪な中共が法輪功迫害の真実を伝える『中共はなぜ法輪功を迫害しているのか』という動画のアドレスを添付した。
そして、トーマス議員の長年来の支持に感謝し、「私たちは2007年、モーラブガーデンで煉功を始めて以来、この地域に不可欠な存在になったと実感しています。トーマス議員と地域の支援に感謝します」と鶴田さんが手紙を送った翌日、同議員からの署名を受け取った。
これまでに学習者は何度もトーマス議員に法輪功の実態を伝えた。外出禁止期間中、自宅で仕事をしていた同議員は、フェイスブックを利用して市民とインタラクティブを取っていた。イギリス政府が(5G高速 携帯電話ネットワークの構築)からファーウェイを排除すべきかどうかについて、学習者は「イギリス政府は中共から離れるべきです。なぜならば、中共の虚言と暴力は世界の脅威だからです」と伝え、同議員からは感謝のメッセージが届いた。
ロンドン在住の女性「初めて煉功し、予想外の軽やかさと素晴らしさを体験した」
煉功を学ぶロンドン在住のシーラさん(左) |
シーラさんはロンドンのある大学で仕事をしており、バカンスでコーンウォールを訪れた、7月12日早朝、モーラブガーデンの東屋に掛けてある「法輪功はボランティアで煉功を教える」を読んでいた。この時、煉功していた鶴田さんは彼女に声をかけた。「一緒に煉功しませんか?」。彼女は迷わずに東屋に上がった。
シーラさんは法輪功の第二式、第三式、第四式の動作を真似て煉功した後、予想しなかった効果を得たという。「煉功する時は辛かったのですが、終わってから予想もしなかった軽やかさと素晴らしさを感じました」と話した。
コーンウォールの女性「世界は法輪功がもたらすエネルギーが必要」
出会ったデブラさん(左)に法輪功の実態を伝える鶴田さん |
鶴田さんは6月13日、青銅器時代の史跡「サンクリード・ビーコン」で、ニューリン在住のイギリス人女性デブラさんと偶然出会った。
鶴田さんは法輪功の実態を伝える資料をデブラさんに渡し、「真善忍は宇宙の特性であり、普遍的な価値がある」と伝えた。彼女はこの価値観に賛同し、生活の中でこの生命のテーマに感得しているという。鶴田さんが、法輪功の修煉は人々に純粋で平和なエネルギーをもたらしているというと、彼女は「私たちはこれを必要とし、本当に必要です」と話した。
鶴田さんはさらに、中共は邪悪な本質から、「真・善・忍」を恐れて敵対し、21年来、学習者に対して残酷な弾圧を行なってきたことを伝えた。彼女は正義は人権に対する迫害に必ず勝つといい、「かれら(中共)がこの世界を恐れ、世界を敵とみなすのは、彼らが存在すべきではないことを意味しています」と話した。
学習者手作りの蓮の花が大好きな隣近所の人は「真・善・忍」の理念に賛同する
学習者のローズさんが手作りした蓮の花 |
ローズさんは7月16日の早朝、モーラブガーデンでの煉功を終えた後、手作りした蓮の花を鶴田さんに渡して、縁のある人に配るように頼んだ。帰り道、鶴田さんは隣近所の人に出会い、蓮の花を手渡すと、彼らはとても喜んだ。
ヘレンさんは、「善」は彼女にとって重要な品位であり、この前、中共ウイルス(武漢肺炎)の真実を暴くビデオを見て震撼を受けたと言い、この情報を知っているすべての人に伝えると話した。もう一人の女性は、鶴田さんからの贈り物に感謝し、今の人生にとって最も必要なのは「忍」だという。鶴田さんの隣に住むマニラさんは、「真・善・忍」が必要だと言い、生命の向上に全力を尽くしている。彼女が言うには感染症により外出が禁止されたことで、人々は生活様式を変え、積極的な意義も見て取れたという。それは「神が新たな道を按排してくださり、私たちが焦る生活を見直し、正しい道に立ち戻ることです」と話した。