公安は丹東の学習者・李才宇さんの案件を取り下げた
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年8月13日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・李才宇さんは、2月4日、警官により不当に連行された。その後、案件は振安区検察庁に送検されたが、李さんは終始、「法輪功を修煉することはよい人になることで、罪ではない」との主張を貫いた。結果、7月の中旬頃、振安区検察庁は本案件を差し戻し、公安局は「行政拘束15日(未実施)」を持って、案件を取り下げた。

 李さんは、丹東市東山水竜城に在住している。2月4日、丹東市元宝区派出所の警官は「法輪大法は素晴らしい」の文字をスプレーで書いたとして、李さんを連行し、不当に家宅捜索を行なった。

 当日、家族は派出所に行き李さんの解放を求めた。派出所は「保証書」を書かなければ解放しないと言ったが、李さんは「法輪大法を修煉することはよい人になることで、罪ではない」と主張し、決して保証書に署名せず、警察の理不尽な要求を断固として拒否した。当日、李さんは花園派出所に拘禁されていた。

 家族が李さんの解放を強く求めたため、2月5日午後、李さんは解放され、家に帰った。

 7月8日、李さんは丹東市振安区検察庁の女性検察官から「検察庁に来てほしい」との電話を受けた。当日の午後、検察庁に行くと、女性検察官から、「法輪功をまだ煉っているか」と聞かれ、李さんは「煉っています。法輪功を煉ることは違法ではありません」と答えると、「三書を書きなさい」、「書きません。私は罪を犯していません」、「三書を書かないと、起訴される流れになる」と言われた。

 2月4日に李さんが連行されてから、家族はずっと公安局に案件を取り下げるように求めた。李さんも自分に対する公安部門と検察庁の告発を断固として否定し続けたため、7月中旬、振安区検察庁はついに李さんの案件を差し戻し、公安も案件を取り下げた。

 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2020/8/5/410056.html)
 
関連文章