南昌市の鄧桂英さん 秘密裏に懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2020年8月26日】情報筋によると、南昌市東風印刷工場の元従業員で法輪功学習者・鄧桂英さん(66歳女性)は、すでに懲役3年の実刑判決を言い渡されたという。しかし、裁判の全過程は秘密裏に行われ、鄧さんの現在の拘禁場所も知らされていないとのことである。

 2019年中秋節後の9月20日、路上生活を余儀なくされた鄧さんは実家に戻って、母親と一緒に食事をした時、親戚に通報された。その後、南昌市の青雲譜国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関(以下、国保)三店派出所の警官が鄧さんの自宅にやって来て、鄧さんを連行した。青雲譜国保の涂隊長は今回の行動の責任者だった。その後、鄧さんは新建県南昌市第1拘置場に拘禁された。

 鄧さんが拘禁されてから、友人達にはずっと鄧さんの情報がないままで、最近になって、やっと鄧さんがすでに懲役3年の実刑判決を言い渡されていたことを知った。拘禁されている場所に関しては未だに分からないという。

 鄧さんが連行される1カ月前、派出所と国保の警官は鄧さんの家に来て嫌がらせをした。鄧さんは当時の様子を詳しく記録した。警官が帰ってから、身の危険を感じた鄧さんは止むを得ず家を離れた。

 かつて鄧さんは、強制的な洗脳と残酷な拷問も受けた。2003年の正月、鄧さんは南昌市西湖公安支局まで連行されて懲役3年の実刑判決を言い渡され、江西省女子刑務所に拘禁されて奴隷労働を強制され、体を酷く痛めていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/18/410627.html)
 
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