【明慧日本2020年9月20日】(ヨーロッパ=明慧記者)ヨーロッパ各国の法輪功学習者(以下、学習者)は9月12日、オーストリアの首都ウィーンのカールス広場に集まり、法輪功の優美な煉功、人々の心を奮い立たせる天国楽団の演奏、腰鼓隊の明るい演技、スピーチなどを行なった。初めて法輪大法の素晴らしさを目にした多くの通行人は、中共の 臓器強奪を制止し、中国共産党(以下、中共)の法輪功迫害を終わらせるために署名した。
カールス広場で煉功をする学習者 |
カールス広場で演奏する天国楽団 |
天国楽団の演奏を撮影する市民 |
天国楽団の奏でる音楽は、初めて法輪功に出会ったガビーレベッケルさんを魅了した。彼女は「(学習者)はとても平和的で、正のエネルギーは希望に満ちています。私は彼らと一緒に座りたいです」と感嘆し、横で職務を遂行する警察官を見て、「警察官まで笑顔であなた達を見ていますよ。本当に素晴らしい!」と話した。
感染症(武漢肺炎)の爆発以来、ウィーンで初めて許可されたパレードは、警察官が先導し天国楽団が先陣を切ってスタートし、法輪功を人々に紹介した。
パレードの先陣を切る天国楽団 |
人々を呼び覚ます龍舞 |
悠々たる法船は大法の素晴らしさを表し、人々に希望をもたらす |
音楽の都ウィーンでは時折音楽が聞こえるが、天国楽団の迫力ある音楽に魅了された多くの通行人が足を止めて携帯電話で行列を撮影した。オランダからの観光客は、「ホテルの部屋で楽しい音楽が聞こえたので、何事だろうと思って確かめに来ました。ホテルから出ると、なんとカラフルな行列が見え、非常に楽しくなりました」と言った。
定年退職した女性は自転車を降りて、法輪功の資料を読んでいたが、「この管楽団はとても素晴らしい、人の心を広くします。私を惹きつけた彼らはとても平和的で、フレンドリーで、彼らの事をもっと知りたくなりました」と話した。
天国楽団の後には、西洋人学習者の龍舞、華やかな唐の時代の衣装に身を包んだ舞踊、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」の文字が書かれた法船、法輪功の煉功動作を実演する煉功隊が続いた。 ニューヨークに住んだことがあり、中国に詳しいヘルガ・メイアさんは、「法輪功に関する資料を読んだことはあるが、こんなにみんなが集まってパレードするのは初めて見ました。人々に今、発生していることをこのような方式で伝えることは、とてもいいと思います。私はこのカラフルな色彩が好きで、服装も好きです。彼ら(学習者)は伝統を重んじ広げていることが分かります」と語った。
隊列の中には、中共の迫害で死亡した学習者の遺影を持つ白い服を着た学習者たちもいれば、中共の学習者への拷問や、臓器強奪の犯罪を暴く横断幕を持つ学習者たちもいた。この事実に驚いた人々は学習者に、その実態と理由を確認した
中共の迫害で死亡した学習者の遺影を持つ学習者 |
学習者による拷問の模擬展 |
中共の法輪功迫害の制止を呼びかける |
資料を読む市民 |
市民に中共の臓器強奪の真実を伝え資料を配る |
市民「臓器強奪を阻止することはとても重要です」
演劇や映画で活躍するダニエレ・イリアンさんは、中国の漢方と気功に興味を持ち、法輪功を知っていた。昨年、学習者がカールス広場で活動した時、イリアンさんは署名したという。「西洋社会、政府が臓器強奪を阻止することは、とても重要だ。人の意思に反して臓器を強奪してはならず、これはとても悪い行ないです。国民を利用して彼ら(学習者)の臓器を奪うことは人権を踏みにじっています」と言い、自分が知り得る情報を周りの人々に伝えるという。「私には多くの友人がいます。彼らは必ず支持してくれると思います」。イリアンさんは最後に学習者の安全と、払った代償が成果を結ぶようにと祈った。
法輪功迫害の実態を知り署名する市民 |
「臓器強奪の犯罪を止める時期に来ている」
地理学を専攻する学生のアンドレさんは、学習者の煉功を見物した後、署名ができると気づいて署名をした。「私は彼ら(学習者)を支持します。昨今の社会にこのような臓器強奪があってはならず、禁止すべきで、今はその時期に来ています]と語った。
学習者を称賛するガビーレベッケルさん |
学習者が中共の血まみれな迫害を受けている事実を知ったガビーレベッケルさんは、迫害と臓器強奪を制止する署名をした後、「これは災難で、行動すべきです。(この犯罪を)制止するために、私は何かしなければなりません」と言った。
公務員のヴォルフガング・フックスさんは署名した後、「臓器を売買し他人の命を犠牲にして利益を得ることは、非人道的で恥ずべき行為だ」、「国際社会が圧力をかけ、中共の(犯罪)を制止する事を願っています」と言った。
クリステ・シャフトさんは元保険会社の営業ウーマンだった。「臓器強奪は人が考え出す最も悪い事です。人を殺害して利益を得るのはテロです。署名を通じて人々にこのことを知ってもらうことができます」と話した。
市民は署名して法輪功への支持を表明
中国の学習者に声援を送りたいというローバー夫妻 |
退職するまで国際法の専門弁護士だったハインツ・ローバー博士は国際に関わることは未だに興味があるという。妻のハイジさんは隠居生活をするまでは芸術家で、法輪功が受ける残酷な迫害、不公平な扱い、中共の臓器強奪の標的にされていることを知っていたという。「残忍で恐ろしい! 誰もが自分の信仰を持つことができるようになるべきです」と語った。
ローバー博士は「自分の署名を通して、中国の学習者に西洋からの同情を表し、彼らの遭遇が、学習者の街頭活動によって情報が伝わり、世界が関心をもっていることを伝えたい」と語った。
「学習者はとても素晴らしい」と称賛するヒースさん |
リタ・ヒースさんは学習者を称賛した。「あなた達が今の時代に、このようなことを行なうことはとても素晴らしい、とても良い事で非常に重要な事です」、「人の臓器を売買することは、非常に卑劣で非難すべき行為です」、「人々はこの(臓器強奪)を無視するのではなく、関心を持つべきです。もし多くの人が(法輪功)を支持すれば、私達は人々の認識を変えることができ、共にこの犯罪を制止することができます」と話した。
ヤシン・シヴリカヤさんと、アンナ・ホリンジャーさんは大学生である。署名した後も資料を読み続けた。心理学と哲学を専攻するシヴリカヤさんは、「署名を通して人々に関心を持たせることができ、この迫害の制止の手助けになります」と話した。
少女のフィリス・ソコルさんは友人2人と、学習者の煉功動作の実演を見て興味を示した。ソコルさんは署名をした後、友人2人にも署名するように説得し、人間一人一人は自由に生活ができ、信仰のために迫害を受けるべきではないと言った。
市民「中共を追い出せば、 迫害はきっと停止する」
アメリカのテキサスに住んたことがあり、今はウィーンに住んでいるメイヤー夫妻は、先日、学習者の活動に出会った際、今日のパレードを聞かされて見物に訪れた。奥さんは学習者による拷問模擬展を見て驚き、夫にで、「見て下さい、これはとても残忍で嫌ね!」と言い、夫のメイヤーさんは、「そうだね、私達も(迫害を制止するために)何かしなければならない」と答えた。
メイヤーさんは、迫害は発生してはならず、「法輪功迫害は停止すべきだ、これは人道のかけらもなく、完全に間違っています」、「中共を追い出せば、迫害は停止します」と言った。
メイヤーさんの妻は、「私達はあなた達の味方です。全力を尽くしてさらに多くの人に知ってもらってください」、「きっといつか、このようなこと(迫害)は停止します!」と話した。