成都市大邑県の余紹萍さんに4年の不当判決
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 【明慧日本2020年9月23日】成都市大邑県の小学校教師である法輪功学習者・余紹萍さん(60代女性)は1年間以上拘禁された後、9月11日に大邑県裁判所により懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金5000元を科された。

 余さんは小さい頃から身体が弱く、10代の時に虫歯になり歯が抜けてしまい、その後、急性肝炎を患い、肝臓と胃の膨張と痛み、長期消化不良、下痢、頭痛、めまい、ふらつき、手足に力が入らない、不眠症、神経衰弱症、内分泌疾患などの症状があり、悲惨な人生を送っていた。1996年3月に法輪功を学び始め、しばらくしてすべての症状が消えた。元気になったため、1999年5月、余さんが指導した合唱チームが成都市の大会で一等賞を取り、大きな栄誉を得た。

 1999年7.20中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害が始まり、以降、余さん一家は平和な日がなくなり、常に嫌がらせを受け、脅迫され、家宅捜索を受け、拘禁された。余さん夫婦は実刑判決を下され、刑務所で非人道的な拷問を受けていた。退職した後、毎月の年金も支給されなくなった。2009年3月、余さんはスーパーマーケットで買い物をしていた際に現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに取り囲まれ、乗用車に引きずり込まれて派出所へ運ばれ、15日間拘留されてから四川省の新津洗脳班に洗脳教育を強要されて、3年間拘禁された。

 2013年4月26日午前、余さんは自宅のビルの1階で不当に連行され、家宅捜索を受けて拘禁され、同年12月3日に懲役3年の実刑判決を言い渡された。2016年4月26日、余さんは刑期を終えて帰宅した。

 2019年5月14日昼頃、余さんは再度連行された。2019年9月11日に大邑県裁判所により懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金5000元を科された。法廷で、家族が依頼した北京の弁護士は余さんの無罪を弁護し、検察も反論しなかったが、依然として判決を下された。

 余さんの夫も法輪功学習者で、長い間中共による迫害を受けており、2回にわたって判決を下され、刑務所で警官らにひどく殴打されて意識不明になったことがあり、転向を強要され洗脳された。理不尽な迫害を受けた挙句、高血圧になり、脳血栓を患い、左足、左手が動かなくなり、自立生活もできなくなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/13/411735.html)
 
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