【明慧日本2022年4月28日】(明慧記者=瀋容、方慧)台湾北部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月24日午後、土砂降りの雨の日だったが、台北市政府広場前で「4.25」平和陳情23周年を記念する集会を開催した。
基隆市議会議員・張秉鈞氏と、新北市議会議員・陳世栄氏は応援に駆けつけ、世界の正義のある人士に、中国共産党(以下、中共)による23年にわたる法輪功への残忍な迫害を制止するよう呼びかけた。
学習者は台北市政府広場前に集まり、「4.25 」平和陳情を記念して、集団煉功する学習者 |
来賓として挨拶する新北市議員・陳世栄議員(左1)、法輪功追跡国際組織台湾支部理事長・李正雄氏、台湾法輪大法学会理事長・蕭松山氏(右2)、基隆市議員・張炳俊氏(右1)。 |
「4.25」平和陳情とは、1999年4月25日、中国の学習者1万人が天津で逮捕された学習者の釈放を求めて、国務院陳情所に平和的かつ自発的な陳情した。その過程で秩序があり、平和的で自律性のある行動に、世界から「中国の陳情の歴史において最大かつ最も合理的で平和な陳情」と称賛され、さらには、自由と信念を追求する、中国国民の勇気の重要な一里塚となった。
各界の人々に善良を支持し、暴政を非難するよう呼びかける、台湾法輪大法学会理事長・蕭松山氏 |
台湾法輪大法学会理事長・蕭松山氏は、ここ数年、自由社会は中共の邪悪な本質をますます認識し、さらには中共は中国ではないということも分かり、人々を迫害する全体主義の暴政は必ず滅亡すると述べ。彼は、各界の国際組織が引き続き中共の人権迫害に注目し、中共が法輪功団体に対して行った残酷で違法な残虐行為を終わらせることを希望し、そして台湾の各界の人々が道徳のある勇気を発揮して善良を支持し、暴政を非難するよう呼びかけた。
新北市議会議員・陳世栄氏「学習者は善の力が具わっている」
新北市議会議員・陳世栄氏、学習者が真・善・忍の精神を堅持し、善の力を結集することを望んでいると話す |
新北市議会議員・陳世栄氏は、「法輪功のメンバーは社会の各階層から来ており、老若男女を問わず、『真・善・忍』の理念を実践しています。これはどの民主国家でもとても正常なことであり、ただ人が多く修煉しているだけで、中共は全体主義の独裁のもとで弾圧し、不法逮捕や生体臓器狩りなど極めて残酷な行為に及んでいるのです!」と述べた。
基隆市議会議員・張秉鈞氏「学習者の堅持が天を感動させる」
「永遠に法輪功側に立つ」と話す基隆市議会議員・張秉鈞氏 |
基隆市議会議員・張秉鈞氏は、「ご存知のように、先ほどはかなり激しい雨が降っていました。しかし、この場にいたすべての法輪功メンバーの信念と堅持が、天を感動させ雨を止めてくれたのです!」と述べた。
同議員は、自分は法輪功と同じ精神と考え方を持ち、共に真・善・忍の素晴らしさ信じ、追い求めている。今後も世界各国に呼びかけて、台湾の人々と共に法輪功を支持していくことを表明した!
基隆市議会議員・張之豪氏「学習者の弛まいない努力のために声を上げるべき」
事情により集会に参加できなかった基隆市議会議員・張之豪氏からは、迫害を反対する学習者の粘り強さを支持するメッセージを送られた。
「私たちは人間として、声を上げて法輪功を声援するために、立ち上がる義務があります」
法輪功迫害追跡調査国際組織・台湾支部長「『4.25』は中共が企てた邪悪な策略」
集会でスピーチする法輪功迫害追跡調査国際組織台湾支部長・李正雄氏 |
法輪功迫害追跡調査国際組織台湾支部長・李正雄氏は、1999年4月25日から現在まで、中国の学習者は残酷な迫害に直面し、あらゆる不当な扱い、さらには生体臓器狩りに遭っている状況下で、依然として平和と理性的な精神を堅持し、いかなる暴力も用いず、善と悪、正と邪はすでに明らかだという。李氏は最後に、「中共の法輪功に対する犯罪は、自ら墓穴を掘るようなものであり、いずれは自ら葬り去ることになる!」と強調した。